カテゴリ:健康
一昨日は節分でしたが豆まきはされたでしょうか。豆まきに使われる福豆とは大豆を炒ったものですが今では他の豆で代用することも多いようです。私が幼い頃の記憶では大豆をまいていましたが、今は北海道では落花生が主流になっています。
大豆の代用品として落花生が使われるようになったのは昭和30年代で北海道から始まったとのことです。「雪の中でも拾いやすい」「食べ物が粗末にならない」「大豆は夏の豆だが落花生は秋冬の豆」などが理由のようです。 我が家の豆まきは落花生! 落花生は健康に良くないと言われ続けてきましたがこれは科学的な根拠の無い迷信からきているとのことです。ハーバード大学で12万人を対象として30年に渡って食生活の研究をした結果「血管を健康にして死亡率を飛躍的に下げる食材」がピーナッツでした。ピーナッツには飽和脂肪酸と不飽和脂肪酸がとてもバランスよく含まれていて、血管を強くしなやかにする効果があるそうです。カロリーが少し高めですから食べすぎは良くありませんが、毎日20粒程度を食べるのが理想的だそうです。 ピーナッツクリームも大好き! ピーナッツにはコレステロールを減らす・血糖値の上昇を抑え糖尿病のリスクを減らす・二日酔いの予防効果・記憶力アップ効果・抗がん作用・美肌効果・認知症予防などが期待できるとのことです。 昨年のことですが掘り出したばかりの生の落花生を農家の方からいただいて蒸して食べたのですが、とても柔らかく独特の味がして食べなれたものとは完全に別物でした。北海道に住んでいて生の落花生が入手できたのはラッキーでした。落花生の生産量第1位は千葉県で全生産量の約80%、第2位が茨城県で約10%と2県で約9割を占めています。北海道ではごく少数の農家の方が生産しているだけのようです。 大豆の生産量日本一の北海道では豆まきに落花生をまく人が多く、落花生の生産量日本一の千葉県では豆まきに大豆をまく人が多いと聞いたことがありますが何か不思議な感じがする話です。 落花生(ピーナッツ)を食べる時に出る殻はゴミとして処理されることが多いようですがこれは有効利用ができます。落花生を扱う業者から出される大量の殻は畑の肥料や家畜の餌などとして利用されるそうです。 我が家では殻を砕いて袋に入れ消臭剤として使っています。冷蔵庫に入れたり室内に置いて消臭剤として使ったり、靴やゲタ箱の中に入れて消臭剤として使うこともあります。細かく砕けば砕くほど消臭効果は高いとされています。靴の中に入れて消臭剤として使うという実験では80%以上の臭いを除去できたそうですよ。 殻は砕いて袋に入れ消臭剤に! 青柳象平・千葉大教授と国立医薬品食品衛生研究所の研究によれば、落花生の殻にはシックハウス症候群の原因となるホルムアルデヒドを吸収する作用がある事が判明したとのことです。壁紙用接着剤・塗料などに含まれるホルムアルデヒドは頭痛や吐き気などの様々な症状を引き起こしますが、ピーナッツの殻を薄い紙に包んで4時間置いておくとホルムアルデヒドが80%以上も取り除くことができたそうです。これもできるだけ小さく砕いた方が効果が高いそうです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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