カテゴリ:美術館
昨日は二男と二人で道立近代美術館「ゴッホ展」に行ってきました。今回は日本とオランダ「ファン・ゴッホ美術館」との初の国際共同プロジェクトで「ゴッホ展 巡りゆく日本の夢」です。
ゴッホが絵画表現を模索する中で大きな影響を受けたのが日本の浮世絵です。浮世絵版画を収集してそれを模写した油彩画を描くなどして独自の日本のイメージを作り出していったそうです。今回はゴッホの絵とゴッホが影響を受けた日本の浮世絵なども同時展示されています。写真撮影禁止なので紹介することはできませんが、HPからお借りした写真を下記に1点だけ紹介します。 平日なのでそれほど混雑はしないだろうと予測していたのですが意外にも入館者が多く驚きました。見学を終えるまでにはかなりの時間を要しました。 美術館1階ロビーには大きなブロンズ像がありますがフランス近代彫刻の巨匠エミール・アントワーヌ・ブールデルの作品です。ギリシャ神話のヘラクレスをモチーフにしたもので「力」と名付けられています。「力」は4体の作品の一つで「雄弁」「自由」「勝利」の3体はそれぞれ道立旭川美術館・道立函館美術館・道立帯広美術館に1体ずつ展示されています。 美術館前庭にも幾つかの作品が展示されていますが2点だけ紹介しましょう。新宮晋氏の「風の対話」と本郷新氏の「嵐の中の母子像」です。この母子像は「核兵器廃絶への限りない努力を呼びかける」との目的で広島県の平和記念公園に建立されたブロンズ像と同じものです。原型となった石こう像は札幌市にある本郷新記念館に展示されています。 特別展の「ゴッホ展」の見学を終えてから近美コレクションの展示コーナーへ移動。こちらは見応えのある絵画や彫刻などがたくさん展示されていますが訪れる人は少なく閑散としていました。私たちはいつも特別展の見学を終えた後は常設展にも必ず入館しますが訪れる人は少ないです。
次回は来年2月から開催される棟方志功展に行きます。また二男と一緒に行く約束をしていますが、絵画や彫刻などの芸術に興味があるのが家族の中で二男だけなので二人だけで行くことがほとんどです。次回が楽しみです。
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