テーマ:ニュース(100010)
カテゴリ:今日のニュース
今朝は携帯電話がけたたましく鳴り響きました。「北朝鮮がまたやったか」と瞬時に思いましたがその通りでしたね。北朝鮮は今日午前6時57分頃に順安からミサイルを発射、北海道上空を通過し襟裳沖約2000キロの太平洋上に落下したと伝えられました。その後に襟裳沖約2200キロに訂正され総飛行距離はおよそ3700キロと発表されました。今回のミサイル発射は新たな国連安保理の制裁決議に屈しないという意思表示でしょうか。
北朝鮮がミサイルを発射するとほぼ同時に韓国もミサイルの発射訓練を実施しました。北朝鮮に対し、いつでも先制攻撃ができるんだとする強い警告のメッセージだったようです。米軍はアメリカへの脅威とはならない旨のコメントを発表していますが、日米同盟国である日本側としては「それは少し冷たいコメントでは」という感じでしょうか。 相次ぐミサイルの発射で国連安保理の制裁決議は全く意味は無いのではという意見もありますし、制裁決議は確実に北朝鮮を追い詰めているという意見もあります。私は北朝鮮と国交のある多くの国々の対応が問題解決の鍵になるのではと思っています。 日本は北朝鮮と国交を断絶していますが、東アジアにおいては北朝鮮との国交の無い国は日本・韓国・台湾だけです。北朝鮮と国交のある国は162カ国あります。国交の無い国は35カ国です。ヨーロッパの国々では北朝鮮に大使館を置いている国もあるんです。このような国々では北朝鮮問題を対岸の火事程度にしか考えていないところも多いように思います。
シリア問題では日本もアメリカやイギリスなどの諸国のロシア経済制裁に賛同してきた経緯がありますが、一方では様々な形での経済協力を進めてきています。これもシリア問題は対岸の火事的な感覚があるからではないでしょうか。日本の国民感情としても北朝鮮問題は重要であってもシリア問題には関心が無かったという人が多いかと思われます。自国の利益優先で世界の問題から距離を置くようでは世界平和の実現は遠いように思われます。
国連安保理で制裁決議をし多くの国がそれに賛同したとしても、それを完全実施するかどうかはそれぞれの国の主権問題です。国連安保理の新たな制裁決議の完全履行が多くの国でなされれば北朝鮮も窮地に追い込まれるのでしょうが、そういう方向に向かうかどうかを注目したいところです。北朝鮮も国際的に孤立を深めているのだけは間違いの無いところでしょう。北欧の国の一部が問題解決に動き出したとの情報がありますが、多くの国が北朝鮮問題解決に向けて積極的な態度に出ることに期待したいです。 昨日は北海道石狩市浜益で大雨による被害が出ました。道路の冠水や住宅への浸水、7か所での土砂崩れがあったそうです。今年は異常気象による大雨で全国各地で被害が発生しており今後の天候が心配になります。今一番懸念されるのは台風18号ですが、南から北へと日本列島を縦断すると推定されています。大きな被害が出ないことを祈るばかりです。 にほんブログ村
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