カテゴリ:健康
週末は仕事が忙しいので月曜日はどうしても疲れが出てしまいます。今日も疲れがありますが寝不足も重なって不調です。
寝不足の原因は妻の体調不良です。妻は早朝に体調不良を訴えることがあって早くに起こされてしまいます。私は事情があって今朝2時に就寝でしたが5時には起こされてしまいました。
体調調整のために時間をおいてストレッチを繰り返しました。疲労回復に重点をおいたストレッチです。寝不足はストレッチではどうにもなりませんので不足分は寝るしか方法がありません。私は仕事をしていますが夕方出勤がほとんどなので、日中は昼寝をして寝不足解消をすることが多いです。 昼寝の時間は20~30分ほどで、1回で足りないと感じる時は2回昼寝をすることもあります。この程度でも寝不足は解消できスッキリとします。
昼寝(仮眠)についてはNASA(アメリカ航空宇宙局)が「宇宙飛行士の睡眠」について行った実験があります。日中に26分間の仮眠をとった結果、認知能力が34%上昇し、注意力も54%上昇したそうです。 グーグル・アップル・マイクロソフトといった世界の一流企業も、仮眠スペースや快眠マシンを導入し仮眠を推奨しています。朝からフルで働き続けると脳がオーバーヒート状態になりイライラが生じ、このイライラが更に脳の疲労を増加させミスなどを起こす要因にもなるそうです。 日本の企業においても昼寝を活用するところがありますが、多くの企業は「職場で昼寝なんてとんでもない」と考える風潮があるようです。厚生労働省は「健康づくりのための睡眠指針2014」において「 昼間の仮眠が、その後の覚醒レベルを上げ作業能率の改善を図ることに役立つ可能性がある」と公式に発表しています。
『朝5時起きが習慣になる「5時間快眠法」』の著者である坪田聡氏によれば、仮眠は認知能力や注意力だけでなく創造力をも高めるそうです。仮眠をとることで脳の疲れがとれ記憶力がアップすることも実証されているとのことです。 昼の仮眠は健康にもよい影響を及ぼすという実験結果もあります。アテネ大学のデミトリオス・トリホプロス博士が、昼寝と心臓病発症との関係性について調査を行いました。ギリシャの成人を対象としたこの調査で、週に3回以上30分間の昼寝をすると、心臓病によって病死するリスクが37%低下することが分かったそうです。午後に仮眠をとると、血圧が下がり心臓病や脳梗塞、糖尿病の防止にもつながると考えられています。
昼寝は30分以上すると様々な問題が生じるとのことですからくれぐれも注意して下さいね。問題の一つは昼の仮眠が長すぎると夜の睡眠の質が落ちるということです。仮眠によって睡眠の質が落ちては本末転倒です。夕方に昼寝をするのも問題ありで夜に眠れなくなってしまう可能性も高くなるそうです。昼寝のタイミングは昼食後少し経過してからの時間帯がベストだそうですが、昼食を消化するために血液が胃に集中し脳の活動が低下するタイミングだからとのことです。
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