テーマ:震災対策(16)
カテゴリ:震災対策
台風21号によって大きな被害も出て死傷者も出るという残念な結果になりましたが、台風24号はそれ以上の勢力があるとのことで心配になります。
北広島市でも台風21号によって大木がなぎ倒され一部地域では停電も起こりました。その後の胆振東部地震によって、死傷者が出るなど北海道に大きな被害をもたらしました。ブラックアウトによって全道が停電となりましたが、我が家でも2日間停電しました。 この停電の影響で出荷予定の冷凍食品や生鮮食料品などを廃棄せざるを得ない状況になったり、生産ラインに支障が出て再起までに時間がかかり食料品が長期に渡って不足するという事態になりました。地震当日から食料品の買い占めが起こって、商店から食料品が消えるという状況も起こりました。 従来は3日間の非常時の食料の準備が必要と言われてきましたが、今回の経験を通じてそれでは足りないということを実感しました。食料品が店舗に並ぶようになってからもかなり長期に渡って品不足が続き、購入できたとしても一人一点までなどの制限がありました。その制限が完全に解除されるまでには3週間近くを要しました。 我が家ではライフラインが完全にストップした時のために、手を加えて調理しなくても食べられる定番の非常食に加え長期保存食も準備していました。家族4人5日分は準備していたので、今回のブラックアウトでは全く買物をしなくともギリギリ間に合いました。 米は十分にありましたし、焼き海苔やふりかけなどもありましたから贅沢さえ言わなければもっと長い期間食べられましたね。 私はスーパーで働いていますが不思議に感じたことがあります。食料品は瞬く間に売り切れとなりましたが、米はそれほど売れなくてけっこう残っていました。電気が復旧してからは米が売れるようになりました。 停電していて電気炊飯器が使えないからというのが大きな理由だったようです。電気炊飯器以外で米を炊いたという経験が全く無くて炊き方が分からないという人が多いようです。 我が家では調理しなくとも食べられる食品の他にインスタントラーメン・カップ麺・乾麵・パウチのレトルトカレー・魚類の缶詰などを増強準備しました。今は手を加えなくともそのまま食べられるレトルトカレーやレトルト調理品などの商品も豊富になっています。これらの食品は保存期間が数年以上という物も多く優れた保存食です。 レトルトカレーは電子レンジを使わなくてもお湯で温めることができるので便利です。電子レンジで温めるには容器に移してラップをかけてチンをするのが普通ですが、容器に入ったままチンできるものや温めなくとも食べられるレトルトカレーなどもあります。 今回は停電にはなりましたがガスは通常通り使え断水も無かったので助かりました。ガスがストップしても、我が家ではカセットコンロ3台があるので最低限の調理には困りません。ただカセットコンロは風に弱く屋外では使用できないこともあります。 下の写真はコールマンストーブですがキャンプ時にお湯を沸かすために使っていたものです。ホワイトガソリンを圧縮して使う物ですが風に強く屋外で使用するには便利です。こうしたアウトドアグッズでは災害時に役立つものもたくさんあります。またテントがあれば、換気にさえ気をつければ風があってもテント内でのカセットコンロの使用も可能ですね。 今回の災害時には炭も良く売れました。家屋が危険と指定されれば中で生活をすることができません。そんな非常時にはバーベキューコンロと炭があれば調理の幅も広がります。 今回は我が家には家屋の被害がありませんでしたがいざという時にはテントも役立つと思います。我が家には6人用テント・4人用テントと寝袋・タープ・物置用テントなどがあります。長期の生活は無理でしょうが短期の生活は何とかなるかなと思います。皆さんも周辺で起こりうる様々な災害を想定して、何を準備すべきか考えてみて下さいね。 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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