テーマ:天気・気象(179)
カテゴリ:異常気象
昨年の北広島市の初雪は10月23日でした。この時の北広島市の積雪量はそれほどでもありませんでしたが大雪となった地域もありました。今季は北海道ではまだ平地での初雪がありません。
職員が常駐している道内の気象台と測候所(現在8地点)すべてで11月中旬まで初雪が観測されなければ、1886年(明治19年)以来132年ぶりとなると報じられています。札幌管区気象台によれば13日に宗谷地方で初雪14日には札幌でも初雪を観測するとみられ、1886年の記録が更新される可能性は低いのではとのことです。 私個人としては雪が降らないのは助かりますが、132年ぶりの遅さになる可能性もあるというその異常さはとても気になります。今年は異常気象が続きましたが「最後の最後まで異常が続くのか」という感じですね。 北海道は今日も引き続き冷え込みは弱く、寒気が流れ込んでくるのは明日以降とのことです。北広島市の今日の最低気温は2度、最高気温は9.6度との予報になっています。明日の最低気温は0.8度で最高気温は9.3度との予報です。 大雪は日常生活にも大きな影響を及ぼします。除雪はけっこうな重労働で大変なんです。札幌管区気象台によれば来年1月までの降雪量はほぼ平年並みとのこと。平年並みというのは確率論、降雪量が少ない確率に望みをかけたいのですが実際はどうでしょうね。 今日午前11時少し前に僅かな揺れを感じました。また胆振中東部が震源地かなと思い地震情報を確認したところ震源地は北海道南西沖でした。最大震度2と小規模の地震でしたが場所が気になります。 1993年に北海道南西沖地震が発生、最大30メートルの高さの津波などで死者202人・行方不明者28人・負傷者323人・家屋全壊601棟との悲惨な結果となりました。私の出身の村でも死者が出ました。私の実家からそれほど遠くない地域の家屋が海面に浮いている映像をテレビで見てショックを受けました。その時の映像は今でも鮮明に記憶に残っています。 気になるのはそれ以後この地域ではほとんど地震が発生していないということです。素人考えですがエネルギーが蓄積されていていつか大地震が起こるのではと懸念していました。今回は小規模だったのでホッとしています。 政府の地震調査研究推進本部によれば次の北海道南西沖地震の規模はM7.8前後と予想されています。ただしこの地域の地震の平均間隔は500~1400年程度と推定され、30年以内にこの領域で大きな地震が発生する確率はほぼ0%と推定されるとのことです。(地震発生確率の算定基準日は2018年1月1日)とりあえずは当面は心配無用ということでしょうか? ※地震発生確率値は不確定さを含む、新たな知見が得られた場合には地震発生確率値は変わることがあるとのことです にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[異常気象] カテゴリの最新記事
|
|