テーマ:お歳暮(663)
カテゴリ:生活
お歳暮・貰って嬉しいベスト10・貰って困るものベスト3・お歳暮のマナー
お歳暮の時期ですがすでに贈ったよという方も多いでしょう。誰に何を贈るか、どの程度の金額のものにするかなどで悩みますよね。いつまでに贈れば良いのか、喪中の場合はどうするのか、返礼品は必要なのかなどで悩んでいる方もいるかと思います。 お歳暮は12月13日以降に贈るのが習わしでしたが、今は12月初旬から20日までの間に届くように贈るのが一般的です。最近では早めの傾向もあって11月末頃に届くように贈る人もいるようです。 諸事情からこの年末に間に合わなかったという場合もあり得ますが、そうした時には正月の松の内の1月6日までに「御年賀」として贈ります。先方に対しては贈答時期を逸してしまったことを詫び御年賀として贈ることを手紙か電話で伝えるのがマナーです。 喪中の場合はどうすれば良いのでしょうか。お歳暮はお祝いごとでは無くお世話になっている方への感謝の気持ちを贈るものなので、お歳暮を贈ることは全く問題がありません。どうしても気になるという方は松の内以降立春までの間に寒中見舞いという形で贈る方法もあります。この場合も先方へその旨を手紙か電話で伝えます。 特にお世話になっている方には事前に訪問時間を打ち合わせて先方宅に直接持参するのがマナーです。ただ、互いに時間の都合の調整ができない或いは遠方で訪問するのは困難などの事情もあるでしょう。宅配便などでこうした相手にお歳暮を届ける場合は、それなりに親しい関係であれば電話でその旨を伝えます。それ以外の場合はお歳暮が届く頃を見計らって手紙や葉書などによる挨拶状を送ります。 本来はお世話になった方に贈るのがお歳暮ですから、贈られた方はお返しの必要はありません。ただ同僚や友人という関係の場合は返礼として同額程度の「お歳暮」を贈ることが一般的です。お歳暮を受け取ったら電話でお礼を述べるのは当然ですが、その後にあらためて礼状を出すのがマナーとなっています。 相手に何を贈るのか金額はどの程度にするかも悩ましいです。相手から世話になった程度にもよって異なりますから、それに合わせた相応の金額ということになります。とてもお世話になったというなら少々高額のものになりますが、相手の心の負担にならない程度の金額とすることに配意しましょう。 一般的なお歳暮の場合は2000円前後・3000円前後・5000円前後が多いとのことです。予算に合わせて無理をしないことも大切かと思います。 何を贈るかについては注意点もあります。これは私個人の失敗談ですが、お酒を飲まない相手にウィスキーを贈ってしまったことがあります。ウィスキーが好きらしいとの噂を聞いていたのですがこれが誤った情報だったのです。誰もが喜んでくれるものと思って洗剤セットを贈ったのですが、そのお宅ではお気に入りの洗剤があってそれ以外は使わないということが後で分かったということもありました。 日常から、その人は何に興味をもっているのか・どんな食べ物が好きなのか或いは嫌いなのか・お酒は飲むのか飲まないのか、飲むなら何を好んで飲むのか・どんな性格なのかに関心をもってメモなどをしておくとギフトの時にはとても役立ちます。 ただそうしたことを把握できる関係では無い場合もあります。ネットで調べるとギフトで喜ばれるランキングというものがあります。それらを参考にするのも一方法です。 ある調査に基づく貰って嬉しいものランキングでは一位が「商品券・ギフト券」で以下は「ビール」「カタログギフト」「ハムなどの加工肉」「洋菓子」「コーヒー・紅茶・日本茶」「畜産品・肉類」「和菓子」「水産品・魚介類」「フルーツ」の順となっています。 同調査による貰って困るものベスト3では1位が「嗜好に合わない食べ物」2位が「趣味に合わない雑貨や小物」3位が「賞味期限の短い食べ物」となっています。 別の調査では異なる結果が出ていますが、これは調査の対象範囲が異なることによるものでしょう。この調査では貰って嬉しいもの1位が「ハムなどの加工肉」となっています。以下は「商品券・ギフト券」「ビール」「カタログギフト」「コーヒー・紅茶・日本茶」「洗剤」「菓子類」「食用油」「調味料」「花」の順になっています。 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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