テーマ:インフルエンザ(999)
カテゴリ:健康
今月7日に厚労省は報道関係者各位 へとして「インフルエンザの発生状況について」を発表しました。今年の11月26日から12月2日までのインフルエンザの発生状況を取りまとめたものです。
取りまとめた段階では「全国で警報レベルおよび注意報レベルを超えている保健所地域はなかった」とのことです。この期間の1週間に受診した患者数を推計すると約34,000人となっていて前週の18,000人より増加し、累積の推計受診者数は約124,000人となっています。 インフルエンザウイルスの検出状況をみると「直近の5週間ではAH1pdm09・AH3亜型・B型の順であった」とのことです。(AH1pdm09とは2009年に新型ウィルスとして世界的に大流行したインフルエンザのウィルスです) 流行の判断基準としているのが「1医療機関あたりのインフルエンザ新規患者数」です。0.9以下は「流行無し」で1を超えると「流行期に入ったと判断」します。10.0~29.9であれば「流行注意報」で30.0以上になれば「流行警報」が出されます。現在流行期に入ったと判断されるのは15道府県となっています。 流行期に入った道府県 (1医療機関あたりのインフルエンザ新規患者数が多い順) 和歌山県・香川県・三重県・奈良県・青森県・鹿児島県・沖縄県・富山県・愛知県・大阪府・北海道・埼玉県・石川県・兵庫県・福岡県 厚労省の次回発表は12月14日(12月3日から12月9日までの分の取りまとめ)の予定となっていますがその頃には患者数も増大していることでしょう。 インフルエンザのワクチン接種を受けたという方も多いことでしょうが、ワクチン接種をしても感染発症することがあります。ワクチンは感染を予防するものではなく「感染後に発症する可能性を低減させる効果と、発症した場合の重症化防止に有効」だそうです。 予防の基本はマスク・うがい・手洗いですが感染経路としては接触感染(電車の吊り革・ドアノブ・食器類・水道の蛇口・タオルなど)が多いのでこまめな手洗いは予防効果が高いです。いざという時の最後の砦は免疫力です。疲労の蓄積・睡眠不足・不規則な生活などは要注意です。体温の低下も要注意、体温が低いと免疫力が弱まり体温が高いと免疫力が高まります。 北広島市の今日早朝の気温はマイナス11.7度(気象協会発表)ととても寒く、当面は最低気温がマイナス12度前後で推移するようです。お隣の恵庭島松ではマイナス17.8度、千歳市ではマイナス19度を記録しています。(気象庁発表) これだけ気温が低いと体温を下げないようにするのもなかなか難しいですね。今日は夕方からの出勤ですが出勤時の気温は約マイナス4度、帰宅する頃の気温は約マイナス9度とのことですから十分に温かい服装を心がけて出かけます。今日は全国的にも気温の低い地域が多いようです。皆さんも体を冷やさないよう注意して下さいね。 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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