テーマ:尿・おしっこの悩み(21)
カテゴリ:健康
前立腺肥大 薬物治療 排尿障害 泌尿器科
今月23日に体調を崩し高熱が出たりましたが今は様々な症状も消えてだいぶ落ちつきました。ただ排尿障害は続いていて辛いので泌尿器科へ行ってきました。 どこの病院が良いのか色々調べたけれど良くは分かりませんでした。とりあえずは過去に「問題無し」と診断された札幌の病院12カ所、北広島市の病院の4カ所(いずれも泌尿器科)を除外しました。市内の病院で予約無しでも大丈夫というところがあったのでそこにしました。 行ってみて驚きました。設備は立派な病院ですが泌尿器科で待っている人は2人だけで暇そうです。病院の選択を誤ったかなと不安になりました。医師に会ってみると優しそうな先生でこちらの話に耳を傾けてくれるのでとりあえずはホッとしました。 予約無しで行ったので今日は前立腺の造影検査と尿検査・血液検査だけでした。高熱が原因で炎症を起こしている部位があるが抗炎症剤で徐々に良くなるので問題なしとのことでした。一番大きな問題は前立腺肥大の影響で尿管が圧迫され排尿障害が起きているとの診断です。その他については通院しながら慎重に調べましょうとのことです。 当面は薬物治療が主になります。排尿困難を緩和する薬と前立腺を小さくする薬です。前立腺を小さくする薬は効果が現れ始めるまで最低3カ月以上を要するとのことで長期戦になりそうです。経過をみてあまり改善がみられなければ手術を検討することになるでしょうとのことでした。 排尿障害があった時点で診察を受け治療を続けていればここまでは悪化しなかったでしょう。長年かけてこういう状態になってしまったんですよとのことです。 今まで様々な病院で診察を受けて「問題無し・通院の必要無し」「前立腺の大きさは年齢相応」「肥大はあるが病的とまでは言えない」などと診断された経緯を説明すると「信じられない」を連発していました。 ある医師から「あなたのように問題なしと診断されても病院を渡り歩く人がいるから医療費の節減に問題が生じる」「そういうことはもう止めましょう」と言われ診察を受けられなかったことを思い出し涙がこぼれました。その医師からは精神的な問題が大きいので心療内科で相談しなさいと言われたことも思い出し悔しさがこみあげてきましたね。 排尿障害は前立腺肥大によるものとは認識していました。別の病気で内科の診察を受けた時に前立腺肥大の指摘を受け「泌尿器科で診察を受けるように」と言われたことが何度もあるからです。 ではなぜ16カ所の泌尿器科全てで問題なしとの診断だったのか不思議です。その中には名医と言われた医師もいましたし評判の良かった病院もありました。ただどの病院でも受診を希望する人で大混雑でかなり待たされました。そのせいかあまりこちらの話を聞いてもらう時間も無く診察はあっという間に終わりました。 「有名な病院ほど軽症の患者は相手をせず重症患者に興味を抱く」との話を聞いたことがあります。真実とは思えませんが「患者が多くある程度は手を抜かざるを得ない」ということもあるのかなと考えたりもします。 偶然にしても16カ所の病院を渡り歩いて「通院の必要無し」との診断を受けたのはある意味で奇跡的にさえ感じます。それだけ不運だったのでしょうか。それとも、その時点ではそれほどの病状では無かったということでしょうか。色々な疑問が湧いてきます。 治療は長期に渡るとのことで気が重いのですが、とりあえずは治療開始のスタート地点に立てたことで一安心です。 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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