テーマ:読書の愉しみ(995)
カテゴリ:読書
読書 読書法
先月に高熱を出して体調を崩してしまいました。仕事は1日だけ有給休暇を取りましたがそれ以外は休まずに行っていました。ただ自宅にいる時は寝てばかりのことが多くなりました。今はだいぶ復調したものの時々は寝てばかりの日もあります。寝ている時は読書をしていることが多いので読書量も増えました。 仕事が休みの日で寝てばかりの時は1日に3冊の本を読むこともありました。過去に読んだ本をひっ張り出してきて読み直したり図書館から借りた本を読んでいます。先月から今月にかけて読んだ本は40冊を超えました。 本はジャンルを問わず何でも読みます。複数の本を同時進行で読むことが多いです。前の職場にバス通勤していた時には通勤時間帯に読む本・昼休みに読む本・自宅で読む本などと分けていました。 色々な本を同時進行で読むと理解が深まらないとの指摘もあります。私の場合は1冊をダラダラ読むよりも、読む本を時々切り替えることによってかえって集中力が増して理解が深まるように思います。 読書法に関する本も色々と出版されていて私も何冊か読みました。賛同できる点もあれば賛同できない点もありますが参考にはなります。「本は目的をもって読まないと無駄になる」と記述しているものもあれば「目的をもたないで読むのが良い」と記述しているものもあります。 私は目的を持って読む本もありますが総体的にはあまり目的をもたないで片っ端から読むタイプです。目的をもって読まないと無駄になると考えると読む本は限定的になって偏りが生じます。あまり目的をもたずに片っ端から読むと読む本の幅が広がり柔軟な思考が身につくと考えています。 読書で知識を得る、読書で成功のノウハウを知る・読書に何かを求めるということも大切なことではあるのでしょうが好きな本を好きなように読むことにも大きな意義があるようです。 アメリカのイエール大学の研究チームは読書と寿命の関係を調べる研究を行いました。読書時間と生存率を解析した結果、読書をするグループのほうが、読書を全くしないグループよりも生存率が高くなることが分かったそうです。 読書時間が長いほど長生きするとの結果も得たそうですが、読書をすることによって認知機能が向上しその結果長生きにつながることが示されたとのことです。読書によって脳が活性化しそれが体にも良い影響を及ぼすとのことのようです。 読書はストレス解消にも効果があるとのことです。サセックス大学の調査によると、わずか6分間の読書でストレスが3分の2以上軽減するとの結果が得られたそうです。ストレス解消に限定すると音楽鑑賞や散歩によるストレス発散の時よりも効果が大とのことです。 「本を読む人だけが手にするもの」の 著者である藤原和博氏によれば「社会が複雑化して正解がひとつじゃなくなってくる」「このような時代は、正解を当てる力よりも、いろいろな状況のなかで人と知恵を交流させながら、自分が納得しかつ関わる他者が納得できる解」が必要とのことです。これを「正解」ではなく「納得解」だと言います。 その為には「自分の知識、技術、経験を全部組み合わせなきゃならない」「そのうえで、他人の知識とか経験もできたら手繰り寄せて、脳をつなげて、自分の脳を拡張して、問題を解決しなければならない」とのことです。藤原氏は「納得解」をたくさん紡ぐ力が必要でそれが「情報編集力」でありそれを身につけるには読書が有効だとしています。 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[読書] カテゴリの最新記事
|
|