テーマ:低体温(12)
カテゴリ:健康
私の場合の平均体温は以前は35度8分とかなり低かったです。その後は改善に取り組んで36度5分まで上昇したもののその後はまた低くなったりとなかなか安定しません。
先月に突然発熱し37度7分の熱が出ましたがその翌日には38度8分の高熱が出て体調を崩しました。平熱に戻ったり微熱が出たりを繰り返しながら落ち着いてきました。なかなか復調はしませんでしたが今は上向き傾向にあります。 微熱も出なくなって落ちついてからの平均体温は35度4分でしたが低すぎます。体温計が故障したのかなと思って他の2本の体温計でも測りましたがどれで測っても一緒でした。これだけ平均体温が低いのは初めてのことです。 最近の平均体温は36度2分で、当面の目標36度5分以上で安定することとの目標には達していないもののとりあえずは一安心です。 体温の測り方はもちろん知ってるよという方も多いことでしょう。過去の記事でも体温の測り方については触れたことがありますが、あらためて正しい測り方を紹介します。体温を測るには実測式と予測式の体温計があります。今は販売できなくなりましたが水銀体温計が実測式ですし、電子体温計にも実測式があります。 実測式は測る時間が長いのでその欠点を補うために予測式が生まれました。予測式は多くの人の体温上昇データを統計的に処理し、演算式にして脇であれば10分後の平衡温がどのくらいなのか20秒ほどで予測し判断する体温計です。自分のより正確な体温を知るには実測になります。 現在販売されている体温計は予測式と実測式を兼ねたものが主流です。我が家には3本の体温計がありますがそのうちの1本のシチズン電子体温計CTE501の場合を説明します。 検温開始後約1分で検温終了のブザーが3回鳴ります。その時の体温が予測体温です。体から外さずそのまま測り続けると測定開始から約3分で実測に切り替わります。10分間以上測るとブザーが5回なりますがその時の体温が実測の体温です。体温計を購入した時に説明書がついてきますが、そうした説明が記載されていますから必ず確認して下さい。 体の中心部の温度が37度の場合は「暑い環境下」では、腕や脚の中心部分までが37度となります。「涼しい環境下」では頭や胴体の中心部のみが37度で、肩から腕・下腹部から脚にかけて広い範囲で温度が低くなります。「寒い環境下」では体の中心部の温度まで下がって35度以下になることもあります。 「私は体温が低いです」という人でも正確に測るとそれほど低くは無いということも多いそうです。外気に接する皮膚表面で体温を測ると季節や環境などによる外気温の影響を受け実際の体温よりも低くなることがあるからです。体温を測る場合は、外気に影響を受けにくい体内の温度を測る必要があります。 では体内の温度はどう測れば良いのでしょう。それほど難しいことではありません。脇の温度は「体の表面の温度」ですが、しっかりと脇を閉じることで体の内部の温度が反映されて温まります。平衡温(完全に温まった時の温度)に達するまで実測で10分以上測るだけでいいんです。 口内で測る場合は舌の裏の奥にあるスジのすぐ横に体温計の先端をあてます。(舌下のいちばん奥にある舌小帯の両側が正しい位置です)口をしっかり閉じて平衡温に達するまで実測で5分ほど測ります。 飲食や入浴・運動をした後などの30分間は検温に適しませんので避けてください。脇に汗がある場合は必ず拭きとってから検温して下さい。 体温は免疫力のバロメーターでもあります。36度以下なら免疫力が弱く病気にもなりやすいそうです。35度5分程度は自律神経失調症やアレルギー症状の出やすい体温と言われています。低体温の人は様々な病気になりやすく癌も発症しやすいとのことですが、酵素がきちんと働かずホルモンのバランスが悪くなっているのではとも考えられています。 時々測るだけでは平均体温はなかなか知ることができません。毎日測って記録に残すことをお薦めします。 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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