テーマ:母のこと(47)
カテゴリ:家庭ニュース
諸事情から昨年12月に母に会ってからはご無沙汰していました。今日は久々の訪問です。母は糖尿病で闘病生活をしながら施設で暮らしています。施設の隣には総合病院があってそこにお世話になることもあります。
母は思っていた以上に元気そうには見えましたが以前よりはかなり痩せて衰えたようにも見えます。少しは歩けますが体を動かすのは辛そうです。母は開口一番「体の調子はどうなの」と私のことを心配しますがいつものことです。母にとっては私が歳を重ねても子どもは子どもなんですね。 母はきっとあの世に旅立つまで子どもたちやその家族のことを心配するんでしょう。自分の病気のことよりもそうしたことのほうが大事に思われるんでしょうね。 母は兄弟姉妹が多いのですがここ数年で兄・妹・弟が相次いで亡くなりました。今までに8人が亡くなっています。戦前戦後も色々と苦労してきたようです。その後は多くの兄弟姉妹を失って悲しみも大きかったことでしょう。 私が小学生の頃に祖母は病気でもう助からないと告げられました。故郷で死にたいとの希望もあって退院させ自宅で看取ることにしました。その後10年以上も生きたのですから奇跡ですね。当時は老人医療に対する支援制度もありませんから医師の往診に多額のお金が必要でした。貧乏生活の中で介護をし私達を育ててくれました。苦労が絶えない人生だったと思います。 「何はなくとも元気な顔を見せてくれるのが一番嬉しい」と言われましたが、その言葉が身に沁みてご無沙汰を詫びました。まだまだ長生きして欲しいです。 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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