テーマ:母の日(272)
カテゴリ:今日は何の日
母の日は世界各国にあり由来もさまざまですが、日本の「母の日」はアメリカから伝わった風習であると言われています。これにも諸説がありますが1908年5月10日、アメリカのフィラデルフィアに住む少女アンナ・ジャービスが母を追悼するため教会で赤いカーネションを配り「生きている間にお母さんに感謝の気持ちを伝える機会を設けるべきだ」と働きかけたのが始まりとの説が有力とされています。
アンナ・ジャービスの母は南北戦争中に敵味方にかかわらず兵士を助ける活動に身をささげた人物とされています。 これが風習となり1910年、ウェストヴァージニア州の知事によって5月第2日曜日を母の日にすることが宣言されました。これがアメリカ全土に広まっていき、1914年には5月の第2日曜日が「母の日」と制定されアメリカ国民の祝日となったとされています。 アンナの母親が好きだった白いカーネーションを追悼式の祭壇に飾ったことから「母が亡くなっていれば白いカーネーション」を飾るようになり「母が健在であれば赤いカーネーション」を贈るようになり、現在のように母の日にはカーネーションを贈る習慣が生まれたとも伝えられています。 この説の内容についても色々と異なった話が伝わっていますが、アンナ・ジャービスの母に対する感謝の行動から始まったという点では一致しています。 1913年に青山学院で母の日礼拝が行われ、その時にアンナ・ジャービスから青山学院にメッセージが届いたそうです。当時青山学院にいた女性宣教師たちの熱心な働きかけで、日本で「母の日」が定着していくことになったとされています。 アメリカに倣って5月の第2日曜日に行われるようになったのは1949年頃からだと言われています。 母の日は世界各国にありますがその起源は様々です。母の日は5月の国が多いのですがその他の月に祝う国々もたくさんあります。母の子に対する愛、子の母に対する感謝の気持ちは世界共通ということでしょうか。 母の日のプレゼントを何にするかで悩んだり、それがまた楽しみでワクワクしたり色々だったでしょう。でも一番のプレゼントは元気な笑顔を見せることかもしれません。 亡き母の深い愛に思いを寄せる人もいれば親不孝の数々を詫びる人もいるでしょうね。母の介護のために奮闘している人もいるでしょうが、それぞれがそれぞれの思いで母の日を迎えたことでしょう。 私の母は闘病生活の日々ですが、口を開けば「元気にしているかい」との言葉が出ます。自分の病気よりも子どもたちのことが気がかりな母です。この世を旅立つその日まで私達のことを気にかけて生きていくんでしょうね。 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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