カテゴリ:暮らし
年金問題についての麻生財務大臣の発言を巡ってゴタゴタが続いていますが、それに関する国会の議論の中で安倍総理が「年金の0.1%の引き上げ」を誇らしく語っていました。モデル世帯で230円の増額となるそうです。虚しく情けなく涙がこぼれますね。
この4年ぶりの引き上げは物価が上がっていることに対する措置とのことですが、物の値段は大幅に上がっていて年金は実質的な減額です。年金生活者の生活はどんどん苦しくなっています。 そんな中で市役所から介護保険料額決定通知書が郵送されてきました。今までは年金支給月に9,600円を引かれていましたが、8月は15,400円で10月は15,520円とするとのことです。その後は15,500円となるとのことですがその上げ幅に驚きましたね。 年金支給額は200円ほどのアップで介護保険料は1回の支払額が5,900円のアップ(年額35,400円増)とは。 うーん・・・(;_;) (;_;) (T_T) 年金だけで生活するのは困難ですが、その中から所得税・住民税・国民健康保険税・介護保険料などを支払うのは大変です。年金で生活ができないのでパートで働いていますが、生活を豊かにするためではなく税金を支払うために働いている感じがします。ため息が出ます。 北広島市の場合の65歳以上の介護保険料は第一段階から第三段階までの人は軽減されたとのことです。第一段階とは生活保護を受給している人などで保険料年額は23,400円です。これが最も低い保険料です。 第五段階が保険料の基準額で保険料年額は62,400円です。第六段階から第十段階までは収入によって保険料が高くなっていきます。第六段階とは前年の年収が120万円未満(特別控除額を控除した金額)の人で保険料年額は74,880円です。 私の場合は前年年収(年金とパートで働いた分の合計)が120万円以上200万円未満(特別控除額を控除した金額)で第七段階に該当するので保険料年額は81,120円になるとのことです。この保険料額は世帯が対象ではなく一人の保険料であって65歳以上の人が世帯に複数居る場合はそれぞれに保険料の支払い義務が生じます。 最も保険料の高い第十段階の人の保険料年額は112,320円となっています。第十段階とは前年年収が500万円以上(特別控除額を控除した金額)の人です。 定年退職をして年金から介護保険料を引かれるとその金額の高さに皆さん驚いていますが、これから支払う人はもっと驚くことになるでしょうね。 麻生財務大臣の「年金だけでは生活ができない」との発言は多くの人にとっては真実であり実感でしょう。そのためには資産運用が必要で株などによる資産形成なども考える必要があるというのはどうでしょう。収入の高い人は貯蓄もできれば投資もできるでしょう。でもそうした人はそれほど多くは無いでしょう。 サラリーマンの実質手取りはどんどん減ってきているとのことですし、退職金は20年前に比較して平均で4割も低くなっているとも言われています。貯蓄も投資も難しいと考える人も多いでしょう。 総務省統計局の2018年の家計報告調査によれば二人以上の世帯の平均貯蓄額は1,752万円だそうで私などはその金額に驚いてしまいます。ただ平均値を下回る世帯が3分の2を占めるとのことですからある所にはあるが無い所には無いということでしょうか。 同年における調査では二人以上の世帯の負債現在高は平均で558万円だそうで前年に比較して7.9%の増加となっているそうです。負債保有世帯だけに限ってみると負債現在高の平均は1,430万となっているそうです。 この調査結果に「なるほど」と思った人もいれば「本当にそうなの」と思った人もいることでしょう。皆さんはどう感じられたでしょうか。 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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