カテゴリ:北国の生活
今季最低気温 マイナス18度 ガソリン価格・灯油価格高騰 トリガー条項 北広島市
今季は雪が多い上に寒さが厳しい日が多いですね。今朝はマイナス18度を記録しましたが北広島市の今季最低気温です。最も気温が低かったのは足寄郡陸別町でマイナス27.4度でした。 雪が多く生活にも大きな支障が出ています。JRの運休や遅延は毎冬のことですがバス運行にも問題が生じました。私の通勤ルートの一部が通行止めになったり大幅遅延で歩いて出勤することもありましたが、これは北広島市に移り住んでから初めてのことです。 雪で道幅が狭くなっていて対向車が来ると一時停止して相手に道を譲らなければならない状態の所も多く、渋滞やバス遅延の原因ともなっています。除排雪をして道を広くしても次の大雪でまた狭まったりするんですね。 歩道も一人がやっと通れるほどの幅しかないところが多いのですが、除雪が追いつかず雪に埋もれて通れない歩道もあります。そうした場合は車道を歩くしかないのですが危険を感じることもあります。 新緑の季節まではまだまだ遠くこれからも雪との格闘が暫くは続きそうです。灯油価格の高値推移も頭の痛い問題です。北海道の冬は灯油が不可欠ですが高騰が家計を直撃です。 政府が石油元売りへの補助を実施していますがその効果が実感できませんよね。価格は小売業者が政府の意向に拘束されることなく決定することができます。この政策の効果には疑問を抱かざるをえません。 トリガー条項の凍結解除を求める声もありますが岸田首相は国会での質問に「少なくとも今現在の解除は政府として考えていない」と答えています。 トリガー条項とは「原油高などでガソリン価格が高騰したような場合に課税額を引き下げるため」のルールです。2010年に当時の民主党政権が導入した制度です。「1リットル当たり160円の価格水準が続いてトリガー条項が実施されると揮発油税と地方揮発油税の特別税率分を停止し、1リットル当たり135円まで下げる」「価格が130円を下回ると再び課税をする」というものでした。 この条項は東日本大震災によって凍結されました。トリガー条項が実施されると税収が下がり復興の妨げになると考えられたからです。またガソリン価格が下がると需要が増えて品薄になることも懸念されたからだそうです。 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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