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1歳8ヶ月で広汎性発達障害(自閉傾向)と診断された我が家の息子、たまごおうじの体質改善・療育HPです。非常に個人的・独断的・主観的な記述も見受けられるかとは思いますが、両親のその時々の心情の単なる記録的な要素も多いので、未熟な点、予めご了承ください。
1歳までちょっとマイペースながらもすくすく問題なく育ったわが子。少しのんびりだけど、嬉しそうにばいばいをしたり、お手手ぱちぱちをしたり、頭を触ったり、足をとんとん踏み鳴らしたり、なん語をばっぶ~べっぶ~など常に発し・・・ごく普通の赤ちゃんでした。 1歳のとき、なれない土地に転勤で引っ越してきて、お友達も減ってしまいました。そして1歳2ヶ月のとき大流行のプール熱にかかり1ヶ月も熱が下がらなかったので、近所の総合病院に行ったら抗生物質を処方されました。なかなか下がらないからとまた行くとまた抗生物質を処方されました。 そのときまで「読んで~」と毎日のように、笑顔で1日20冊以上母のもとに持ってきた絵本を一人で読むようになったわが子。呼んでもあまり振り向かなくなったわが子。 1歳になり立ての頃は手をつないできちんと1キロくらい歩けたのに、いつの間にかふらふら当てもなく爪先立ちで歩くようになりました。 そして1歳4ヶ月のときにインフルエンザの予防接種を打ちました。その頃から、うるさいくらい発していたなん語が消えました。 そして1歳半健診の後からは、全身の筋力が抜けた感じでダラダラして、あんなに好きだった階段も上らなくなり、道も歩かなくなりついには家の中でも座ってばかりで外にも出たがらなくなりました。1歳になり立ての頃にはベランダにも出たがって困っていたくらいだったのに、外界に興味を失って、ひとりで壁に向かって絵本をぱらぱらめくっているだけになりました。 そして1歳8ヶ月になり「広汎性発達障害」という診断が下りました。 行政の方々、「専門家」の方々は口をそろえて「できることを受け止めてあげて」「この子のペースで」・・・お決まりのように言われました。「障害=治らない」ので守ってあげて、という考えです。でも親が死んだ後のこの子はどうなるのでしょうか?上のようなことを言っている人は、うちの子が最期を迎える日まで責任もって守ってくれるのでしょうか? 障害を軽くしようと必死に努力する親は障害を受け容れていないと見なされ「専門家」といわれる方々から色々なことを言われました。でも、両親がいなくなった後もこの子が心安らかに生活できるよう、人様に迷惑をかけず社会に受け容れられる人間になれるよう、全力をかけて障害を軽くすべく、諦めるのではなく「戦う」ことを決めました。戦えるのは親だけです。 尚、このホームページに掲載している療育・体質改善などの情報につきましてはたまごおうじの母(父)が個人的に取捨選択してきているものですので、内容について一切の責任を負いません。 また一切の記事の無断転載をお断りいたします。
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息子の診断から丸4年がたっていました。 最初のころは蛇のようにしつこく(笑)診断されてもう何ヶ月だ、もう1年だとか思ってあせりと悲しみといろいろな感情を抱いていたものでしたが、今年はまったく忘れていました。親が完全に前を向いているからだと思います。自分で丸4年とか書いても、今は特に何も思いません。 現在親から見ても「自閉」の要素は限りなく薄く、PARSではPDDの診断基準からもはずれ、見るからにADD(多動なし注意欠陥優勢)+LDで、実際、今はLDの本を読めば読むほど息子にしっくり来ます。でもやはり社会性の遅れは見られます。いまさら診断名はどうでもいいのですが当初の状態からここまで変わるとは親も、当時診断したDrも思っていなかったことだと思います。 息子が伸びるにつれて療育場所もどんどん変えて、通う場所、習い事などもどんどん変えてきました。気がつけば息子は健常児の中で楽しく毎日を過ごしたり習い事をこなしたりできるようになってきていました。 療育方法も、もちろん成功経験をつませるのは大事で、根本としてABAの考え方はあるのですが、息子の一大問題である「視機能」の問題の大きさに気づいたことと、息子にとってのRDI的対処の必要性の大きさに気づいたことが療育の方向性も大きく変えていったように思います。それぞれのプロフェッショナルに出会えたことは本当にラッキーとしかいいようにありません。 本人の認知や意識も高くなってきて自分がどうして療育に通うのか、ということに対しても疑問を持つようになってきました。 現在通っているところでも、先生以外(習い事によっては先生にすら伝えていない)息子の抱える問題を周囲は皆知りません。それでも取り立てて問題はないし、(変な子だとは思われているかも)本当に気づいてもいないようです。 息子への将来の告知などを考えていく上で、そろそろこのブログのアップも控えていこうと思うようになりました。 閉鎖を考えましたが、「このブログが診断されたばかりの小さいお子さんを持つ親御さんの早期療育の励みになるかもしれないからこのまま放置したらどうか」というありがたいお言葉をいただいたため、つたない中途半端な内容ながら、このブログは基本的にアップデートせず、このままおいておこうと思います。 最初に、一生しゃべれないかも・・といわれても、ここまでやっていけるようになる可能性があること。 現実を認めたくなくても、早い時期に診断を受けて自分の子供の弱いところを直視して何が必要なのか(バイオロジカルアプローチを含め)探っていけば、子どもの改善はより早くなること。 迷っている時間はもったいない、3歳までとか言うまえに、早く親が動けば動くほど子どもの可能性は大きく広がること。 そんなことを気づかせてくれて、背中を押してくれて支え続けてくださった先輩ママ・パパたちに心から感謝しています。 そして、こんな母についてきてくれて毎日がんばっている、がんばりやさんでまじめな、大事な息子がこれからも楽しく元気に成長していってくれることを心より願ってやみません。
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Last updated
February 24, 2008 10:23:03 PM
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