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息子の診断から丸4年がたっていました。 最初のころは蛇のようにしつこく(笑)診断されてもう何ヶ月だ、もう1年だとか思ってあせりと悲しみといろいろな感情を抱いていたものでしたが、今年はまったく忘れていました。親が完全に前を向いているからだと思います。自分で丸4年とか書いても、今は特に何も思いません。 現在親から見ても「自閉」の要素は限りなく薄く、PARSではPDDの診断基準からもはずれ、見るからにADD(多動なし注意欠陥優勢)+LDで、実際、今はLDの本を読めば読むほど息子にしっくり来ます。でもやはり社会性の遅れは見られます。いまさら診断名はどうでもいいのですが当初の状態からここまで変わるとは親も、当時診断したDrも思っていなかったことだと思います。 息子が伸びるにつれて療育場所もどんどん変えて、通う場所、習い事などもどんどん変えてきました。気がつけば息子は健常児の中で楽しく毎日を過ごしたり習い事をこなしたりできるようになってきていました。 療育方法も、もちろん成功経験をつませるのは大事で、根本としてABAの考え方はあるのですが、息子の一大問題である「視機能」の問題の大きさに気づいたことと、息子にとってのRDI的対処の必要性の大きさに気づいたことが療育の方向性も大きく変えていったように思います。それぞれのプロフェッショナルに出会えたことは本当にラッキーとしかいいようにありません。 本人の認知や意識も高くなってきて自分がどうして療育に通うのか、ということに対しても疑問を持つようになってきました。 現在通っているところでも、先生以外(習い事によっては先生にすら伝えていない)息子の抱える問題を周囲は皆知りません。それでも取り立てて問題はないし、(変な子だとは思われているかも)本当に気づいてもいないようです。 息子への将来の告知などを考えていく上で、そろそろこのブログのアップも控えていこうと思うようになりました。 閉鎖を考えましたが、「このブログが診断されたばかりの小さいお子さんを持つ親御さんの早期療育の励みになるかもしれないからこのまま放置したらどうか」というありがたいお言葉をいただいたため、つたない中途半端な内容ながら、このブログは基本的にアップデートせず、このままおいておこうと思います。 最初に、一生しゃべれないかも・・といわれても、ここまでやっていけるようになる可能性があること。 現実を認めたくなくても、早い時期に診断を受けて自分の子供の弱いところを直視して何が必要なのか(バイオロジカルアプローチを含め)探っていけば、子どもの改善はより早くなること。 迷っている時間はもったいない、3歳までとか言うまえに、早く親が動けば動くほど子どもの可能性は大きく広がること。 そんなことを気づかせてくれて、背中を押してくれて支え続けてくださった先輩ママ・パパたちに心から感謝しています。 そして、こんな母についてきてくれて毎日がんばっている、がんばりやさんでまじめな、大事な息子がこれからも楽しく元気に成長していってくれることを心より願ってやみません。
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Last updated
February 24, 2008 10:23:03 PM
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