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カテゴリ:本業PT編
本日、いつもよりちょっと早く
PTジャーナルが手元に届きました 苦労しまくりだった論文がいよいよ3月号に掲載となり、 著者には1冊プレゼントとのことで 今日出来たての新刊ジャーナルとご対面いたしました (患者さんの介助写真でチラッと私が写ってます~) 「短報」にも関わらず、5ページも割いていただき 医学書院さんには本当に感謝です この論文を書くにあたっての苦労は日記で以前からも書いていたのですが、 この研究をすることになったのはかれこれ5年位前で 日々臨床で治療をする中で 脳卒中の患者さんの中にはまるで「歩き方を忘れてしまっている」様な方を 度々みかけることがあって 口頭や徒手ではなかなかこちらの思っているイメージが伝わらない… そこで、私 「じゃあビデオでモデルの観察学習してもらうってどう」と スタッフのみんなに話したのがきっかけだったんです BUT、 当時の年配の上司は鼻から全否定で 馬鹿なこと言ってるな。くらいの勢いで却下されたんですよね でも、そこで私の馬鹿な企画を実行に移してくれたのが 共同著者にもなっているスタッフのメンバー 本当に、本当にありがとう~~~ ビデオカメラを自宅から持ってきてくれて、 スタッフの一人が歩く姿を車椅子に乗ったカメラマンが撮って、 もう一人が押してと。。。 かなり異様な光景に看護師さんにも怪訝な顔をされましたっけ そして、編集して出来上がったビデオを 当時担当していた片麻痺の患者さんに観てもらったところ 数人の方に劇的な変化が起こったんです その後、その結果を勤務先の系列病院のリハビリ学会で発表し ケースを増やして定量化し大阪PT学会へと乗り込んだのでした そんなこんなで 途中私のツインズ出産も挟み波乱の経過となりましたが 今こうやって無事掲載されたジャーナルを手にして 正直・・・感無量です ママでも、女性でも関係ない たとえチビがいても、残業が出来なくても、なかなか自分の時間が持てなくても とにかく 思いをずっと持ち続けて、もがきながらも少しでも進んでいれば ちゃんとゴールは見えてくるんだって思えました お嫁に出した論文はこれからきっとみんなの賛否両論を受けながら 育っていくんだと思います。 是非ジャーナルを参考に職場で試して結果を聞かせてくださいね そして、後続研究もお待ちしています♪ 一人でも多くの患者さんの笑顔が見れますように・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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