今更ながらのアニメレビュー 青い花
それにしても寒い日が続きますねでもやっぱり去年までに比べるとちょっと暖かいですか?ウチの会社に来る個人配送をやってる人がいるんですけど、その人の格好が不思議に思う今日この頃ですというのもその人、頭には大きめのニットキャップ、タートルに太い糸の暖かそうなカウチンにマフラー、でもボトムは七分丈のサブリナっぽいパンツにソックス無しでクロックス履いてるだけ...どんだけ暖かい格好してても足首をそれだけまる出しだと寒く無いですか?しかもその人チャリで動いてる筈なんですよねぇもう50オーバーくらい(推定)なのでファッションとしてはハイセンスな方なんでしょうかおっと余談でした名古屋では放送されなかった「青い花」がPSNで配信されたので視聴中です志村貴子さん原作の初アニメ化ですごく見たかったんですよねぇDVD買おうかとも思ったのですが今微妙に金欠中で...青い花 第1巻内容は簡単に言うとガールズラブのお話ですそう、女の子同士の恋愛模様です志村貴子さんの描くキャラクターはいつもとても魅力的で「恋愛物」とか「百合物」とかの枠を超えて面白い作品が多いですこの「青い花」もジャンルで敬遠するにはもったいないくらいの良作です詳しくは公式で青い花公式サイトさてアニメ化にあたって気になるのはやっぱりあの独特なタッチの絵(特にカラーは水彩メインなので)がどうなるのかって所でしたでもその辺は全く心配なかったです比較的原作に忠実に再現されていて違和感のない仕上がりでしたアニメにするの苦労しただろうなぁまだ全部は観ていませんが物語は恐らく1年生の終わりまでですね原作の方はまだ続刊なのでラストをどう締めるのか気になる所おそらく原作とは違う展開になるのだと思います二期を作るにしても原作は刊行ペースの遅い雑誌の連載なので随分時間経っちゃいますしね声に関してはふみがすこしあどけなさすぎかと思ったけどこれはこれで良いかも杉本先輩はイメージぴったりかなあーちゃんはもう少し元気一杯な感じでも良かったかなぁ構成は原作準拠ですが部分部分で少し内容が違いますそれ程気になる事では無いですが、後半に「それ削っちゃたかぁ」って思う所が何カ所かありましたアニメだけ観る分には全く気にならないと思います好印象だったのは間の取り方等が非常に上手くて引き込まれますあと音楽もゆったりとしたのが良い感じにはまってますちょっと残念なのがマンガ的表現が少ないところ原作の方は各キャラの感情の表現がすこし誇張して描かれている所が多いんですねぎゃーとかうひーとか奇声をあげるシーンも結構ありますその辺は描かず全体的にキレイなイメージを崩さないでまとめてありますこれはまあ人によるかもですが、もう少しマンガ的表現を入れててもよかったかな、とあと場面説明的なモノローグというか心の声もほとんどカットされてますなので無言で見つめる、とかのシーンが多かったかなという印象これはアニメ観ただけでは皆の関係性とか分かりづらいと思いますモノローグを入れると空気感が台無しになったりするので善し悪しだとは思いますが、もう少し説明的要素を入れても良かったかなぁ志村作品の良さの一つに脇のキャラクターの良さというポイントもあるのでモノローグ無しだとどうしてもその辺が物足りなくなってしまいますただ監督の絵で表現しよう、という心情がとても良く分かる作りにはなっています視線、動き、音、アニメならではの旋律的な表現はみていて少し感動するくらいですとだらだらと描いて来ましたがこんな所です総評としては80点くらい原作のファンだったからこそ残念なところが目立ったけど、作画、音楽、声のクオリティは高いレベルの作品です観て損は無いですPSNでは1話200円で配信されてますので11話で2,200円ですね結構オススメです青い花 第1巻 [DVD]amazonでは30%offの¥4,000-買っちゃいそうで困ります