眼福でございました

先日、新宿のＯ百貨店で開催されていた「リサイクルきもの市」をぶらっと覗いてみました。

特にお目当てのものがあった訳ではありませんが、
見ているうちにお買い得小物類に目がいきました。

そういや丁度足袋が必要だったので、
足袋コーナーを見ていたところ
白鹿足袋のシューフィッターならぬ足袋フィッターのおじさんが寸法を見立ててくれました。
さすが足袋屋さん。着流し姿も堂に入っています。

私は通常靴は23.5～24.0を履いています。
足袋も何の疑問もなくそのサイズを買っていましたが、
そのおじさんの見立てでは「23.0」！

それも畳の足台乗せた素足を見ただけで即答でした。

え～？という顔をしていると、
おじさんが「正しい足袋の履き方」を講義しながら、
スルスルと23.0の足袋を履かせてくれましたが、
本当にピッタリ！

おまけにおじさんによると、
「足袋はしわが寄らないのが命だから、慣れたらもう一サイズ落としたのを履きなさい」
えぇ～！22.5なんてもはや他人の足としか思えない！

でも正しい履き方をすると本当に入るんですね。不思議です。

おじさんの職人技に惚れ惚れして、白足袋と〈お買い得〉になっていた色足袋を買いました。