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カテゴリ:旅路
昨日は肌寒かった山寺でしたが、今日は天気も好転しました。
上手く時間をやりくりして、眼前にある山寺こと立石寺(りっしゃくじ)にも足を伸ばしてみました。 立石寺は貞観2(860)年、清和天皇の勅命を受けて 天台宗 慈覚大師圓仁によって開山された山岳仏教の御山。 これは立石寺本堂の根本中堂。重要文化財にも指定されています。 この建物は「山寺」のなかでは麓に近いところに位置しており、 「山寺」の奥の院まで行くと、往復所用時間は約1時間。 800段あまりの石段を登ることになります。 金比羅に匹敵する石段ですが、 金比羅が庶民の物見遊山を兼ねていたのに対して、 こちらは修験者の修行の場というだけあって、 ひたすら「自然」。 うっそうと茂る森林と岩山のみ。 登っていると、石段はキツイながらも緑の香りと冷気が気持ちいい~~~ さすがに普通のローヒールを履いていたこともあり、 奥の院までは行きませんでしたが、 途中の「セミ塚」を通過し、展望のいい五大堂まで登りました。 セミ塚というのは、 前に紹介した芭蕉の句 「閑さや 岩にしみ入る 蝉の声」が埋められている塚だそうです。 ちなみに周りで鳴いていたのは、蜩とニイニイ蝉だったような・・・。 勝手に油蝉とかミンミン蝉かと思っていたけど、違うのかしら? 東京への帰路は予定どおり、山形を経由して 山形新幹線を利用しました。 恒例の「牛肉どまん中」弁当をゲット! 行きはぐーすか新幹線で寝てしまったため 牛タン弁当を逃したのが心残りです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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