また昔話ですいません。今日の写真は1994年11月に行ったアフリカ・ケニアの「マサイマラ国立動物保護区」、いわゆる「サファリ」というものです。ケニアでは最も有名どころのサファリで、マサイ族の居住地に隣接しているところです。このときは仕事で2週間あまりナイロビに滞在したのですが、週末を使って1泊で同行者と二人で行きました。あくまでも仕事の合間の土日に自費で行ってますので誤解はしないでくださいませ。
このような小型のセスナ機に乗ってナイロビから1時間くらいのところにマサイマラ保護区はあります。ちょうどこの数ヶ月前、日本人観光客の乗った同型機が墜落事故を起こしたことを同行者も私も別々に聞いていたのですが、その話題はお互いに一切触れませんでした。座席が乗客7人分(操縦席のとなりにも一人乗って後ろに6人)しかなく、低空で飛行かつ進行方向とは反対向きの席でしたので、緊張感と息苦しさで大変でした。
上空からはこんな感じです。地平線の先まで見え、雲の形から遠くでスコールが降っているのがはっきりわかります。
草原の真ん中にある滑走路に着陸した飛行機。最初滑走路にシマウマの群れがいて着陸できず、1回旋回して待ったあと、ようやく着陸したことを覚えています。写真は帰りの客を乗せて飛び立つところだと思われます。
先ほどの飛行場には迎えのガイドと車が来ていて、予約していたロッジ式ホテルに到着します。見かけはシャビーな感じがしますが、ちゃんと別棟にレストランや土産物屋の建物も完備しています。シャワーやトイレもあったと思います。
さて、専用のジープでサファリを回ります。基本的に動物が活動するのは朝なので、サファリも早朝~午前中実施が基本です。まずはライオン。日本のサファリパークとは違って動物は密集していませんので、プロのドライバーが動物の出没するポイントを選んで進みます。
チータです。正面にいるようなああいう車に我々も乗っています。
ダチョウですね。景色が最高にきれいです。動物を見つけられなくても十分満足できました。
でもちょっと油断するとこのようにぬかるみにはまります。通常数台のキャラバンで回りますので、お互いに助け合うことになります。
またちょっと油断すると、目の前をキリンが横切ったりします。
馬のようにも見えますがハイエナです。
夜はロッジでこのようなマサイ族のショーもありました。マサイ族は「誇り高き人」ということで、あえて文明の恩恵を受けないというのが建前ですが、かなり商業化はされていました。
ケニアには1週間~2週間の滞在を4回くらいしましたが、サファリのファンになりました。たぶん明日も別の写真をアップします。仕事のついででもないとなかなか簡単には行けませんが、機会があればまた行ってみたいと思っています。360度地平線の景色の中にたまにぽつぽつと動物がいる光景を見たことで少し人生観も変わった気がします。そのまま天国に行ってしまいそうです。
そんなことで、ではまた。
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