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テーマ:ドライブ・小旅行(1742)
カテゴリ:道の駅とドライブ
ここ数年、行動範囲が拡大してから巨大ショッピングセンター(SC)に注目しています。特にイオン(通常ジャスコ+専門店街で構成)は家からそう遠くない埼玉県南部にたくさん店舗があるので週に1回はローテーションでとこかひとつには買い物に行っています。 これは一番よく行く「イオン北戸田SC」。でかすぎて写真には納まりません。 これは「イオン与野SC」。これもでかすぎて入りません。このほか、「イオン入間SC」「イオン成田SC」などにも行ったことがあります(成田のは外国人客がとても多いことにびっくり)。 そして、これは今日行った「イオン浦和美園SC」。ここは埼玉高速鉄道の浦和美園駅と埼玉スタジアム2002がある以外は周りにほとんど何もない未開発地なので、土地をふんだんに使っており特に超巨大の印象があります。映画館もあります。 レストラン街です。健康食バイキングなどなかなか特徴的な店もあります。 吹き抜けが美しいです。イオンSCの構造はどの店舗も大体似ています。同じコンセプトで設計されていると思いますが、まず天井が高いこと、それから通路がとても広いこと、私としてはこの2つが特に印象的です。買い物をするのに人とぶつかりながらなどということはないので、精神的にも開放感のようなものを感じます。また、ショッピングカートを基本的に利用するので全く荷物で疲れることはないですし、地下駐車場がある店舗ではカートのまま専用エスカレーターに乗って駐車場まで直行もできます。子供向けのキャラクター付きカートもあります。 イオン以外のものも含め、このような巨大SCは日本全国「郊外型大規模店舗」としてすでに至るところにあります。特に大都市圏ではこれまで都会の駅のデパートまで行かないと買い物ができませんでしたし、歩いていける範囲のスーパーでは品数もおのずと限定されていましたが、このような郊外型巨大SCの出現で、わざわざ混雑した電車に乗って都心まで行かなくても、簡単に家の近くで用が済ませられるようになりました(ただし車がないと不便ですが)。家族でドライブがてら巨大SCに行って一日のんびり過ごすなんていう休日の過ごし方が一般化してきたと改めて思います。 こういう郊外にある巨大SCは、最近の「道の駅」めぐりでも途上でよく見かけますが、失礼ながら「こんな田舎にもあるのか」と思うこともあります。でも大体多くの車で混雑しています。田舎の交通量の少ない通りのはずなのに、なぜか渋滞していると思ったら、前に巨大SCがあったなんてことはよくあります。 よくマスコミなどが政府の政策の揚げ足をとるのに、「地方切捨て」という言葉で批判をしますが、地方でもマーケットをよく研究されている人たちはちゃんと成功しているのではないかと思います。よく引き合いに出される駅前の「シャッター通り」の様子のみを見て「地方切捨て」に短絡的につなげるメディアは間違っていると思います。すでに人の流れは車社会になって鉄道の駅前からいなくなり、郊外の店舗に移っていることは明白です。巨大SCなどはそこだけで数千人の雇用も創出していますし、申し訳ありませんがすでに人が通らなくなった駅前で昔ながらの硬直した考えで努力もせず文句ばかり言っているのは、すでに時代の変化を感じようともしないことの裏返しの気がしてなりません。駅前商店街でもそこの土地の特徴を生かしてうまくやっているところはたくさんあります。 もちろん、そういう郊外地域からもさらにはずれた山の奥に住んでいる方への配慮は必要ですが、よく訪ねる「道の駅」のように、これまでにないアイデアがあれば、山奥でもある程度潜在力はあると思います。周りの変化を感じる努力もせずに、ただ文句を言っている人たち、それがあたかもすべてであるように報道するマスコミ、ネットの力で偏った考えをただしていかないといけないのではないかと、ここのところ強い問題意識をもっているところです。 長文になってしまいました。私はイオンの回し者ではありませんが、お近くにお住まいの方、もし行ったことのない方がおられましたら、少なくとも一見の価値はあります。ジャスコの売り場に「オリジン弁当」が売られているのも好きです。ちなみにジャスコは中国では「吉之島」・・・ 人気blogランキングへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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