北朝鮮問題の推移を気にしております。特に中国さまの対応に注目していますが、最近報道された中国さまの動きを見ると、最初は建前だけで本気ではやらないかと思っていたら、結構本気になってますね。
例えば、マカオの北朝鮮口座の凍結による金融制裁や、国連での制裁決議への同調に続き、最近では北朝鮮への観光旅行の停止、定期航空便の停止、中朝国境の鉄柵の建設など、完全に交流を断とうとしているように見えます。北朝鮮へ空路で入るには中国の北京と大連、ロシアのウラジオストックあたりからしかないはずなので、かなりの影響はあると思われます。
中国さまの行動は基本的に中国人のメンタリティを反映して極端から極端に動く傾向が強いと思いますので、本気でやり始めたら結構やるところまでやりそうな感じを個人的にはもっています。北京オリンピックを控えて、世界から中国さまは尊敬されなければならないと勝手に思い込んで、北朝鮮つぶしに走って名声を浴びたいと思うのもありえることだと思います。しかし、さらに極端に進めば、時代が違うのでさすがにチベット侵攻や、中越戦争のときのような「懲罰」というやり方はしないでしょうが、北朝鮮を崩壊させて事実上の植民地として(すでにこういう見方は出ていますが)、中国領内の吉林省・延辺朝鮮族自治州と合体させ、「新疆ウイグル自治区」みたいに「東北・朝鮮族自治区」をあと5年くらいしたら作ってしまうというシナリオもあるのではないかと思ったりします。そうなると、そのさらに5年後くらいには沖縄が「琉球族自治区」になっていたりするかもしれません。そうそう、すでに中国の国内ではこのようなストーリーのフィクション(ノンフィクションかも?)小説(日本全体が中国領土になって日本が中国の「倭族自治区」になる話)のようなものがあるそうですが・・・
こんな悪夢を見ないように今日はずっと起きているかもしれません・・・ ではまた。
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