昨日の午前中は少々時間があったのですが、同行の上司がちょっと「鉄」系(私もです)であることが判明したので、北京最大の駅である北京西駅(中国語では普通「西客站」といいます)に行ってみました。この駅は確か私の駐在中、香港返還前1997年あたりに完成したもので、香港などへの国際列車など大半の長距離列車がこの駅発着になっています。
それにしてもやたらでかいです。空港のターミナルよりも巨大かもしれません。横幅は1kmくらいあるのではないでしょうか。てっぺんには中国風の屋根が乗っかっています。完成当時、突貫工事で作ったせいで、天井が落ちてきて大事故になりかけたという話を聞いたことがあります。
駅の入口前の広場はこんな雰囲気ですが、中国の駅前はあまり昔と変わっていないように思えます。大量の荷物を抱えて出稼ぎに来た人が、その荷物の上に寝ている姿は、少し前に日記に書いた21年前に汽車で中国一周をしたときに見た雰囲気とほとんど変わりがありません。中国では隣接する省に行くのでさえ鉄道では10数時間かかるのがざらですから、最近は小ガネを持っている人は飛行機に乗ってしまって、鉄道に乗るのは物好きか貧しい人たちだけなのではないかと思います。
明日は駅の中の様子をお見せします・・・
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