先週6日の夕方、「香港の秋葉原」といわれる「深水[土歩]」(Sham Shui Po)というところに行ってみました。携帯電話そのものやら部品やら、もろもろ売っているところということで、仕事柄チェックに行きました。場所は九龍の北西寄り、最南端のチムサチョイからは地下鉄で10分ちょっとで着きます。
駅を降りるとすぐこんな感じ。この「鴨寮街」がメインストリートになります。
平日の昼間なのに結構人がいます。携帯端末を売る店は大体建物の中にあり、露店の方でケータイのカバーや電池パックなどの部品、もろもろPC周辺機器など雑多なものが売られています。
何でもありーの、といった感じ。「秋葉原」とは言ってみたものの、本物の秋葉原の今では裏道にあるような細かなパーツ屋の行列といった趣で、現在の最新ITやメイドカフェなどポップカルチャーの世界となった秋葉原とはだいぶ違うと言っていいでしょう。混沌とはしていますが、客引きがうるさく無秩序な大陸のこういうところと比べると、十分整然としているといえます。
仕事柄こういうのが気になります。これは主に大陸向けのIDD(国際電話)のカード。100HKドルを80HKドルで売っているようです。
固定電話の申し込みを受け付けています。左手前の看板は不動産関係ですね。緑色のは地下鉄駅付近の洋間が家賃月2000HKドルということだと思います。日本円にすると3万円くらいですが、広さがわからないものの(「套房」とあるので一部屋ではないと思われます)、東京の都心の駅前よりはだいぶ安そうに思えます。
地下鉄の駅に向かおうとしたら、反対側に駅のようなものが見えました。「米蘭站(Milan Station)」と書いてあります。おや、と思いましたが、よく見るとカバンなどを売っている店です。駅と間違えて客が入ってくるように釣っているのでしょうが、初めて来た人にはちょっと問題かも。
さて、その後アポ先へ向かうために途中トラム(路面電車)に乗りました。やはり香港といえばこれです。トラムもOCTOPUSカードで乗れるようになり、とても便利になりましたね。
香港のこの風景、大好きです。
さて、これはもう翌日の香港空港。本屋の棚に面白そうな本を見つけました。真ん中の列のタイトルを見ると、日本語にあえて訳せば「胡と江の風雲」「第17次中国共産党大会の舞台裏」「上海閥のたそがれ」といったような、最近の胡きんとう派と江たくみん派の権力闘争が描かれていることがわかります。大陸ではこんなのは表向き絶対に売れないでしょうが、香港はやはりまだ健全さが維持されています。この類の本が平積みされていたので買おうと思いましたが、読むのが疲れそうなのでやめました・・・
この後は台北行きの飛行機に乗り込みました。次は台湾ネタに行きます・・・
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