11日の日記でも中国の税金のことを少し書きましたが、今日のサーチナで以下のような記事がありました。
【今日のブログ】個人所得の自己申告、まず公務員から
中国人の書くブログの内容を紹介している記事です(原文へのリンクもあります)。ここでも中国人自身がやはり中国人の納税者意識が極めて低い、というかほとんど無いことを指摘しています。私が駐在していた90年代後半は、個人所得税については我々外国人はもちろん、事務所の現地スタッフも収入がある一定額を超えると毎月税金を計算して税務局に払っていましたが、今は年1回になったのでしょうかね。一年の所得が12万元以上と記事には書いてありますが、それ以下の人は全然所得税を払わないのでしょうか。それも自己申告によって行われるように書いてあります。ちょっと疑問を感じます。
個人でも最近は不動産を買ったり、自動車を買ったりする人はたくさんいると思うのですが、固定資産税とか自動車税とかどうなっているんでしょうかね。少なくとも都市に住んでいて不動産や自動車を買えるようなレベルの人(年収12万元以下でも買えるように思えます)で、全然税金を払っていない人がいるとしたら少々問題であるように思います。
記事にあるように、幹部公務員は役所の宿舎を実質転売して利益を得たり、有形無形の相当な利得があるはずですし、国有企業の幹部なども会社が上場してストックオプションなどで相当の利益を得ている話も聞きます。中国さまも外国のことをいろいろ言う前に、世界で一定の責任を果たすような国にもうなっているのですから、そろそろこういう基本的なモラルについても何とかならないものかとまた思ってしまいました。
現状をよく知らないで書いていますので、もし間違っていましたら是非ご指摘くださいませ・・・
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