珍しくIT関連の話題が続きます。
今日の帰りの地下鉄の吊り広告に、「キッズセキュリティ」という広告がぶらさがっていました。これは昨日紹介した「Pasmo」という、3月から始まる関東の私鉄・バス共通の非接触ICカード乗車券を活用したサービスです。こんな使い方もあるのかということや、ICカード化と同時にこのようなサービスを始めるということに少々感心したので少しご紹介します。
PasmoのURLはここ
キッズセキュリティのURLはここ
基本的な使い方は、子どもが学校に着いたとき、学校を出たとき、塾などに行ったとき、自宅のマンションの入口まで着いたときなど、そこにあらかじめ設置してあるカードリーダに子どもが自分のICカードをかざすことにより、その情報がセンターに送られてさらに家や会社などのPC、ケータイ宛にメールが届く、ということのようです。子どものセキュリティをケータイで確認する類似のサービスはすでにありますが、Pasmoの場合は今後相当多くの通勤・通学客も間違いなく買うので応用範囲や市場規模も大きいことで、いいところに目をつけたと思います。ただ、子どもがこんなものを持たなければならない社会の問題の方が大きいんですけどね。
半年くらい前にもう80になる両親(同居はしてません)に、一番簡単で電話のみという「らくらくホン」というケータイを1台買ってあげました。このケータイは充電器に置くと事前に設定してある私のケータイにショートメッセージが届くようになっていて、いわゆる「生存確認」ということをこれでできるようになっています。ただ、母が欲しいといったので買ったのですが、使い方をいろいろとわかりやすく説明したものの、買ってから半年経ったのに数回しか使ったことがありませんし、外出するときは必ず持っていくように言っているのですが、父も母もなかなかそのようにはできません。何かいうとすぐ「わからない」と言って触りもしないので、「まず使ってみなきゃわからんでしょ」といつも堂々巡りの話をしています。
こういうこと、業界では「デジタルデバイド」なんぞと言ったりしますが、いかに多くの人にかつ簡単に使ってもらうことはこの業界での永遠の課題です・・・
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