いつの間にか「恵方巻き」(えほうまき)を節分で食べるようになっているようです。今日毎朝立ち寄る会社近くのコンビニ(ファミマ)のレジ横に恵方巻きの宣伝が出ていました。「恵方」を「えほう」と読むこと自体よく知らなかったのですが、一体いつの間に節分のときに太巻きを食べる習慣ができたのでしょうか。
私の子どものころなどはそんなことは全く聞いたことがありませんでした。節分といえば豆まきのみです。コンビニの人にも「いつからこういう風になったんですかね」と聞いても「さあ、いつからでしょうね」と逆に問い返されてしまいました。会社の女性(関西方面出身、30前後)に聞いたら、子どものころからそういう習慣があって、縁起のいい方向を向いて食べる、ということでしたが、少なくとも関東方面では聞いたことがありません。まるで中国の風水のようです。どうやって方角を決めるのでしょうか。きっと、バレンタインデーやホワイトデーでお菓子屋の戦略にはまったように、これは食品業界の「陰謀」では、と思って、「恵方巻き」で検索してみるとこんなの↓が出てきました。
事の始まりは1989年、広島県のセブン-イレブンより。--その当時、関西の風習としてあった「節分の日にその年の縁起のいい方角(恵方)を向いて無言で太巻き寿司をまるかぶりする」という情報にもとづいて恵方巻を一部の店舗で販売したのが始まりです。『縁起のいい風習』としてお店で紹介しながら、翌年より販売エリアが広がり、95年には関西以西の地区に、そして98年には全国のセブン-イレブンで恵方巻を販売するようになりました。
こうして一部地域の食文化が全国へと広がり、今ではすっかり節分の定番のお寿司として定着しました。ちなみに、巻き寿司というスタイルは「福を巻き込む」という願いからきており、切らずに食べるのは「縁を切らない」という理由があるそうです。このようなことから、恵方巻は別名を「まるかぶり寿司」とも言われてます。
恵方巻をまるかぶりして、ぜひ今年の福を巻き込みましょう!
なるほど。セブンイレブンの仕業でしたか。もともと関西方面ではこういう習慣があったんですね。関西方面の店からじわじわ全国に広がったようです。「すっかり節分の定番」と書いてありますが、私は節分に太巻きを食べたことはないですね。皆さんは普通に食べられるのでしょうか。最近スーパーに行くとたくさん太巻きを売っているのを見ますが、食品業界の術中にはめられそうです。まあ別に悪い習慣ではないので、試しに一本太巻きを今年の節分は丸かじりしようかと思います。でもどちらの方角を向けばいいのでしょうか・・・
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