1時間くらい前に自宅に到着しました。毎晩夜遅かったので寝不足気味ですが、中身的には充実しておりました。
さて、今日の午前中は通信関係の「市場調査」ということで市内を少しだけ回ってきました。北京市内最大のケータイ集積市場といわれているらしい「公主墳」というところ(北京の西側、東西に走るメインストリート「長安街」と三環路が交差する位置)が目的地でしたが、その様子は別途ということで、その途中通過したところを少しご紹介します。
私事ですが、北京に初めて長期滞在したのは87年3月~88年2月でした。入社して2年目くらいでしたが、会社の事務所で丁稚奉公のような仕事をしましたが、その最初の数ヶ月、ある大学の留学生クラスに通いで授業に出席させてもらいました。
その大学がこれ。北京の三環路(「環状3号線」のような意味です)北西部分に位置する首都師範大学、20年前は「北京師範学院」という名前でした。「北京師範大学」というのは当時もすでに有名でしたが、こちらは確か北京市政府所管のマイナーな大学でした。20年前はこのあたり何もないところで、当然この高架道路もありませんでしたので、市の中心部からは相当遠いイメージでしたが、今はもうこのあたりは十分中心部の一部になっています。
当時は友諠商店(もう今は行く人も少ないでしょうが、10年ちょっと前まではお土産を買うところといえばここくらいしかなし)の近くの安ホテルに住んでいましたが、そこからは地下鉄の環状線に「建国門」という駅から乗って、「車公荘」という駅で下り、さらにそこでバスに乗り換え、この大学まで全体で1時間以上はかかっていました。その頃は朝8時の授業に間に合うように行くので7時前にはホテルを出ていましたが、午後は会社に出ていたので背広にネクタイといういでだちで通っていました。まわりは人民服の人たちばかりの時代で、完全に浮いていましたので奇異の目で見られたことをよく覚えています。留学生はみんな大学の宿舎に住んでいましたし、午後は基本的に授業はなかったはずなので、正直羨ましく思っていました。
これは先ほどの大学の少し南側にある北京タワー。確か90年代の後半、私が駐在していたころにできたものだったかと思います。上海の東方明珠タワーとは違って、少々野暮ったい感じ。周囲も商業地区ではないので今でもパッとしない感じがあります。タクシーから見た感じでは地下に家電量販店があるようでしたが、それほど賑わっているようには見えませんでした。
駐在していたときもこのあたりはよく通過していました。でも住んでいるとあまり感動もなくどうということもなかったのですが、たまに行くときの方がかえって街をよく見るようになっています。
そんなことでたぶん明日はケータイの殿堂?「公主墳」の様子をご紹介します。今晩は久しぶりに爆睡しようかと・・・
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