昨日の大連の続きです。
これが途中下車した「開発区」駅。建物に「網[口巴]」(ネットカフェ)とあります。中をのぞいてみましたが、同行者が「コールセンターのようだ」と言っていました。北京などでは日本の漫画喫茶をさらに豪華にしたようなネットカフェがあるようですが、ここは電話のオペレーターがパソコンを睨みながら電話を受けている光景のように見えました。
さて、この大連の経済開発区には8年くらい前にも一度来たことがありますが、その当時でもかなりたくさんの日系企業の工場などが進出していました。ただ、開発区の中心部はこの駅からは少し離れているようで、新設のこの駅の周辺はまだ開発中で閑散、雑然としていました。
駅前の広場は右側の方にも広大に広がっていましたがまだ工事中。恐らくこれが駅舎になるのでしょうが、まだ内部は出来上がっていないようでした。
駅前に停まっていた乗り物。自転車とリアカーを合体させてさらに小型エンジンがついています。北京などでも見たことがあるような気がしますが、一瞬どちらの方向に進むのかわからなくないでしょうか。一応右方向に進むはずです。
帰りのホームです。背景にきれいな住宅のようなものが見えます。沿線は大連市内の相当郊外を通りますが、それでも結構新築のこういう住宅がたくさんありました。中国どこに行ってもそうですが、一体誰が住むのか、全部投資や投機対象なのかいつも不思議に思います。
復路ですれ違った電車。昨日少々触れたこの路線の終点「金石灘」あたりにテーマパーク(中国語では主題公園)があるようで電車一面がラッピングされています。「発現王国」と書いてあるので、日本語的には「ディスカバリーランド」といった感じでしょうか。
ちょっと撮影に失敗してしまいましたが、車窓から超巨大な穴が見えて非常に気になりました。途上国ではよくある石炭などの露天掘りの穴に似ていました。それも並大抵の大きさではありませんでしたので驚きました。大連の郊外はこの大穴のように荒れた土地も相当広く、かなり乱開発されている節が感じられます。いずれ環境問題や公害問題の根源になりそうな印象を受けました。
車内に貼ってあった「八栄八恥」の標語。最近の中国では人民のモラル向上のためこんなのをよく見ます。実態はこれらの裏返しであるということが如実にわかります。
まとまりのない話になりましたが、電車のような公共交通機関に乗ると現地の人の目線と同じものが見えて非常に有意義に思います。見てはいけないものもあるような気もしますけど・・・
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