さて、昨日の秋葉原で買ったのはこれ。少々マニアな話なのでお許しください。
FON(フォン)といいます。FONとは無線LANのアクセスポイントを個人が開放、共有して他人にも使わせるという、スペインのFONという会社のプロジェクトです。この専用のアクセスポイントのことをLa Foneraといいます。事前にFONのサイトで簡単な登録を行ったあと、家にあるブロードバンドルーターにこれを接続して電源を入れるだけです。すると2種類の無線LANの電波をPC(無線LAN対応のもの)で受信でき、ひとつは暗号化された自分専用の電波、もうひとつはFON登録者向けに自由に開放した電波、といった形です。
このLa Foneraというアクセスポイントは1980円でした。ツクモ電気というところが独占的に販売しています。FONのサイトではGoogle Mapと連携した地図のうえでアクセスポイントがどこにあるかわかります。これを買って登録することで他人のアクセスポイントが無料で利用できるということです。
しかし、ある意味これは既存のネットワークをただ乗りしてしまうものなので、通信事業者やISPにとっては少々問題です。私が登録した時点で自分は世界で50万何千番目だったのでたいした数ではないですが、この規模が大きくなると、タダで何でもできてしまいます。日本ではまだやっていないですが、自分のアクセスポイントを有料で開放する方法もあるので、個人が無許可で商売に使う可能性も今後は出てくるかもしれません。
まあ無線LAN自体、外で使っている人をそんなに見たことがありませんので、当分はそんな問題は出てこないとは思いますが、この分野、スピードが速すぎるくらい速いので1年後はどうなっているかわかりませんね。
さて、マニアなのでこんなものもついでに買ってしまいました。
「無線LANチェッカー」という代物。無線LANの電波を受信すると、ランプが光ります。私の部屋にはいろいろな無線LANの電波が飛び交っておりますので、写真のように最高強度ということでランプ3つが全部ついています。「バリ3」ということですね。これを持ち歩いてランプが光れば、そこで公衆無線LANというのが使えるということになり、いつでもインターネットができるというわけです。そこまでのネット依存者は少々問題ですが。。
人気blogランキング
中国BLOGGER人気ランキング
できればポチっとひとつよろしくお願いします