正月休みが終わってから、いきなり仕事の忙しさが最高潮に達してしまいました。もう正月気分もなくなり、今日も疲れたので思わずタクシーで帰ってきました。
そんなタイムリーなタクシーネタをひとつ。今週の7日から東京のタクシーは全面禁煙になってしまいました。数か月前からタクシーに乗ったときはタバコを吸わないように練習してきたので何とか耐えられますが、タバコを吸うためにタクシーに乗ろうと思うときもあったので、スモーカーにとってはますます肩身が狭くなるばかりです。
今日乗った車の運ちゃんが滔々と語ったところによれば、7日の全面禁煙以降、明らかに客の数が減ったそうです。昨年年末にタクシー料金が値上げされましたが、それよりもはるかに影響が大きいんだそうです。もちろん病人やお年寄りでよく乗車する人はそれなりに多いでしょうし、そういう方々にとってはは喫煙されるのは迷惑な場合も多いかもしれませんが、それよりもタクシーの常客ではスモーカーがいかに多かったかということです。その運ちゃんは、このままではタクシー会社が大変なことになるかもしれないと言ってました。
過去、一部で禁煙車が導入されたとき、タバコを吸わない運転手は自ら禁煙車の運転をしたいと言った人が多かったそうですが、しばらくして禁煙車が喫煙車に比べて明らかに収入が少ないということがわかり、逆に喫煙車に戻してくれという運転手が増大したこともあったそうです。それほどタバコという要因はタクシー業界の収入を左右するらしいですね。
最近ではタクシーでも低料金だったり、ミニバン型だったりいろいろな車種が増えています。多様なニーズに対応するため、タクシー業界のみならずいろいろな工夫をしているわけで、そういったことを考えれば、タバコを一律禁止にするのではなく、利用者の嗜好に合わせて喫煙車・禁煙車が併存してもいいんじゃないかと思います。
タバコだけはなぜかデジタル的に○か×かの議論ばっかりでどこかおかしいです。タクシー業界がもしかすると全面禁煙車にしたせいで不景気に陥るかもしれず、今後喫煙車復活ということもありえるのかもしれません。タバコを敵視する以前にもっとやることがこの世の中たくさんあると思いますがね。。
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