仕事の忙しさのピークはひとまず超えた感じなので、久々に中国ネタでも書こうかと思います。最近の中国関係のニュースというと、やはりチベット暴動と北京五輪の関係でしょうかね。昨日はアテネでの採火式で、中国五輪委員会の代表が挨拶中、チベットの旗をもった抗議運動の人が映像に入り込み、取り押さえられたのをやっていました。しかし、中国CCTVの映像ではその部分が完全に伏せられて中国国内では報道されています。中国のテレビは生放送といっても、時間差をおいて放送するのでいかようにでも対応できるということがよくわかりましたが、そういう映像を中国の人たちは見せられていて情報操作されていることに気がつかないのが悲しいです。
今日のニュースではフランスのサルコジ大統領が、北京五輪ボイコットをほのめかす発言をしています。周りの世界がこのくらいのプレッシャーを少しでも中国さまにかけないと、いけないと思います。五輪を政治に絡めるのは問題ですが、相変わらず平和ボケで国内のわけのわからない政局に忙しい日本の政治家も外の世界を見てほしいですね。最近のいろいろな日本のこういう世界の動きとはかけ離れた状態を「ガラパゴス化」って言ったりしますが、日本の中にはガラパゴスゾウガメがいっぱいいる気がします。
話は戻りますが、チベットで発生した暴動、あれは少数民族地域で死傷者が出たからあのように海外のメディアが注目して放送されたのでしょうが、そもそも中国さまは政府の公式統計でも年間8万件の暴動が発生しているといわれています。1日200件は発生しているわけですから、あの程度の暴動は日常茶飯事なのかもしれません。チベット暴動は世界の衆目を集めましたが、日ごろ起きている各地での暴動はほとんど報道されることはありません。あの国は市場経済になってからというもの、個人的な印象としては、すでに国内はばらばら、誰もお上の言うことなど聞かず、金儲けに役人も普通の人も一直線、統制のとれない状況にあるような気がしてなりません。すでにあの国は崩壊してしまっているのではないかとも思ったりします。
やはり五輪を主催するなど100万年早かったのかもしれません。。
人気blogランキング
中国BLOGGER人気ランキング
できればポチっとひとつよろしくお願いします