私なんぞがこの件についてコメントをするのはどうかとも思いますが、光市の事件、広島高裁で被告に死刑判決が下ったことは正直正論が通ったということで、安心しました。それにしても、毎回この報道で思うのは、本村さんの立派な受け答えと筋の通った発言です。私よりもほぼひとまわり若く、事件当時はわずか23歳の若者でありながら、その言動は常にわかりやすく、説得力があり、かつ毅然としてぶれない固い意志は本当に尊敬に値します。本村さんの行動や発言が、被害者家族の地位も向上させ、裁判のおかしな判例主義も動かし、ひとりで世の中の不合理に立ち向かった結果、その世の中を変えたわけです。途中で出てきた「人権派」というおかしな弁護士集団の攻撃も打ち返し、おそらく裏では相当の誹謗中傷も受けていたものと思いますが、それをもすべて上回る高い姿勢で今日の判決を最終的に勝ち取ったということだったと思います。
最近、日本やまわりの世界も相当ゆるんでいます。権利の意味をはき違えている人が多い中で、本村さんのような方を見ていると心が洗われます。まだ日本も捨てたものではないかもしれません。正論が当たり前のように通る普通の世の中であってほしいと思う今日この頃です。。