GW東北温泉遠征2日目(5月3日)その3です。今回の遠征の最も重要な訪問先は、癌などの難病も治すといわれる有名な玉川温泉です。後生掛温泉のあと、八幡平アスピーテラインを降り、少し南下した山の中にあります。すでに相当混雑していたので、直接駐車場のあるところまで下りれず、手前の道路に車を停め、徒歩で10分くらい下ってやっとたどり着きました。
Googleマップはこちら。
13:47、ついに玉川温泉の入口に着きました。これは入口手前にあった看板。ここに車を停めて下り坂を徒歩で下りていきます。
坂を下りていく途中、眼下に温泉の建物が見えてきました。
同じような位置からですが、このような温泉が湧く荒涼な景色も左側に見えてきました。
坂を下りきり、まず源泉がもうもうと沸いている「自然研究路」のほうに行ってみます。
「湯の花」の説明があります。ここがいわゆる源泉が流れてくる湯畑。すでに硫黄臭が立ち込めています。
この先のほうから温泉が流れてきます。
左側には「北投石」の立札が。台湾の「北投」で見つかった「北投石」と同じ、ラジウムを含む岩盤がここにあります。日本ではここだけだったかと思います。
源泉のほうに近づきます。すごい蒸気です。
「大噴」っていうんですね。すごい湧出量です。玉川温泉の特徴は、ここにも書いてあるように強酸性の温泉水であること。首都圏近くにある温泉はたいていアルカリ性でぬるつる系のが多いですが、ここのPH1.2というのはすごい酸性です。ちょっと間違えると塩酸と変わらないみたいですね。あとで入る玉川温泉の源泉の風呂は、その酸性のせいで肌がぴりぴりするのですが、それが難病を治すことにもつながるんでしょうね。
ガスが噴き出すところを動画で2種類用意しました。よかったらご覧くださいませ(一つ目は訪問当日の日記でもアップしましたが)
左の動画 右の動画
ということでここには天然の地熱と、北投石があるおかげで、本当の意味の「岩盤浴」ができます。茶色の屋根は岩盤浴用のテントで、1ヶ所に10人くらい入れますが、どこも満室。周りにもゴザを抱えた人がたくさんその辺で寝ていました。
その近くにあったガスを出す噴気孔。まるで口のように穴が動いていました。音もすごかったです。怪獣みたいでした。
こんな感じで岩盤浴をやっている人たちがそこらじゅうにいます。私も数分試しに横になってみました。いいっすね、ここ。もっと時間があればよかったですが。。
その後温泉に入りました(玉川温泉のHPはここ)。ここは内風呂だけですが、源泉100%の湯船のほか、50%とか、ぬる湯とかいくつか湯船がありました。飲泉もできました。源泉はあまり熱くなく、結構長く入っていられましたが、酸性の強さは身をもって感じました。一日ではだめでしょうが、数日ここで湯治をすれば、本当に病気が治りそうな気がしましたよ。。
右側の建物は長期湯治客向けの自炊棟。GWなので特に混雑していましたが、通常でもなかなか予約がとれないと聞きます。全国から客が集まってくるようです。ここの温泉の効用が書かれた書籍も結構たくさん出ているんですね。
湯治客の洗濯物らしきものがつるされています。
最後に売店できりたんぽを買い、玉川温泉を短時間ながら満喫したあと15:24出発。いやあ、噂に聞いていたとおりなかなかいいところでした。まじでメタボが悪化したらここで長期療養したいと思います。。
人気blogランキング
中国BLOGGER人気ランキング
できればポチっとひとつよろしくお願いします