たまたま先ほどニュースを見たら、北京五輪の聖火リレーをウルムチでやっている映像でした。四川大地震もあったので、久し振りに見る聖火リレーの様子でした。一瞬の映像だったので全体はよく見えませんでしたが、反政府活動があるウルムチでは、やはり厳戒態勢(ニュースのコメントでもそのように)で、中国国内の聖火リレーというよりは、他の国でやっているような雰囲気を感じました。ウルムチは10年前くらいに一度だけ行ったことがありますが、街も相当きれいになったようですね。
ごく最近はチベット暴動の影に隠れて、あまり注目されていないような気がしますが、中国からの独立運動としては、むしろこちらの方が東トルキスタン独立運動としてメジャーな活動なわけです。明日は最西端のカシュガルで聖火リレーが行われるそうです。どこかの映像か画像で最近のカシュガルを見たことがありますけど、中心部は結構高いビルもあって、相当発展している雰囲気もあり、昔の砂漠のオアシスといった雰囲気はあまり感じられませんでした。
先日のNHKの「病人大行列」でもそうでしたが、表に見える発展した部分と、その恩恵を被ることがない人たちとは、中国どこへ行ってもものすごい格差になっているように思います。新疆やチベットの独立運動以前の問題として、そもそも中国全体が相当危険なレベルまで来ているような気がしてなりません。
さて、明日からは5カ月ぶりに北京へ出張します。今日現地の人に聞いた話では、北京の空気はもう五輪準備の雨降らし爆弾も打ち込み始めているのか、意外といい天気らしいですが、本当でしょうか。そのあたりをチェックしてきたいと思います。第3ターミナルも初めてなので少し楽しみではあります。。
人気blogランキング
中国BLOGGER人気ランキング
できればポチっとひとつよろしくお願いします