昨晩無事に帰国いたしました。最近の北京は行くたびに何かが変わっていますが、今回印象的だったのは、やはり3月に開業した北京首都空港第3ターミナルでしょうか。世界最大というふれこみのターミナルビルです。
これは昨日帰る際に第3ターミナルに入ったところ。これだけではわかりませんが、相当な奥行きを感じます。前の第2ターミナルは入るとすぐ税関で、搭乗客以外はその先に行けませんでしたが、店もたくさんあって今風のターミナルビルになった感じですね。
第2ターミナルは私がまだ駐在していた99年に開業しましたが、あれでもその前の大昔からある第1ターミナルに比べれば相当よくなったと思ったものです。短期間で変わったものです。第2ターミナルは日本の円借款も使われていたのでそんなものを五輪の際の玄関には絶対使いたくなかったでしょうね。。
しかし、この広さは昔行ったことのあるロンドンのヒースローやNYのJFKなどのようなばかでかさだと思いました。離陸するときもあちらこちらで離着陸する他の飛行機がたくさん見えました。となりの滑走路で着陸する飛行機をみながら離陸するのも壮観です。
これはターミナルをつなぐ電車。成田にも第2ターミナルに同じようなシャトルが走っていますが、ここのはおよそ3kmあるらしい第3ターミナルの端(T3C)と端(T3E)を結んでいるようで、5分以上はかかります。途中にも駅がひとつ(T3D)あり、まだ工事中でその駅は通過しましたが、降りるところを間違える乗客もいそうです。あと珍しいと思ったのは、この電車に乗ったあとに出国手続きや安全検査があったこと。成田の場合は出国手続きなど全部終わってからシャトルに乗りますが、最近の空港はこのほうが普通なんでしょうか。
広すぎるので「一番遠い搭乗口まであと5分」という案内も。
搭乗口に向かう途中ですが、真中奥に妙に背の高い女性が見えると思います。これはセグウェイに乗った空港の係員。実際に実用されているところははじめてみた気がします。
ちなみにセグウェイとはこれです。
さて、これは空港とは全然関係ないホテルからの景色。この一角は古いアパート群ですが、道路に面した外側の建物だけきれいな屋根と外壁に改装されています。五輪向けの見た目重視なんでしょうが、ちょっと露骨すぎる感じがします。
これで五輪前にもう北京に行くことはないと思われますが、今後はどうなるんでしょう。。
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