夏休み九州遠征・長崎(2)です。出島から原爆関係のスポットに向かいます。今まで広島には出張で行ったことがありますが、原爆ドームの脇を通過しただけでちゃんとこの関係の場所を見ていなかったこともあり、短時間ながらじっくり見ようかと思っておりました。Googleマップはこちら。
路面電車で出島近くの築町から北上、松山町というところで下ります。
原爆爆心地まで来ました。
原爆落下中心地の碑と旧浦上天主堂の柱が残っています。
浦上天主堂の柱を横から。今の浦上天主堂はここの東側に移築されています。しかし、あの当時、同じ宗教を信仰する人たちが多く住む街を標的に選んだアメリカの意図は何だったのでしょうか。。
原爆資料館の手前にあった平和の母子像。
原爆資料館を見学したあと、続けて追悼平和祈念館をスルーで見学。資料館を見て思いましたが、原爆という最悪の結末となったのは悪条件がすべて重なった結果ではないかと。日本の軍部がポツダム宣言受諾要求を無視し続けたことで、アメリカは戦争終結のためやむなく原爆投下を行ったという主張ですが、一方で広島ではウラン型原爆、長崎ではプルトニウム型原爆と、原爆を実際に試すことで国内の軍事産業界に配慮する意図もあったんだろうと思います。無辜の民を犠牲にする国益最優先はいつの時代も形を変えて存在し続けているように感じますね。
原爆資料館の屋根の横を通ってもとのところに戻ります。
これが原爆資料館の正面入口。
裏道を抜けて平和公園の広場まで来ました。
平和祈念像です。青空と一体化している感じです。
祈念像の背後から稲佐山方向。
今度は横から。原爆投下の日はこんな青空だったんでしょうか。
平和の泉です。
平和公園の入口に下りてきました。
平和公園横の松山町電停にいた子猫。この後再び南下してグラバー園に向かいます。
グラバー園に昇っていく「グラバースカイロード」という斜め型のエレベーター。付近は住宅密集地でもあり、住民の生活用としても使われていましたので無料で乗れます。しかし、長崎は狭い傾斜地にたくさんの家が並ぶ独特な街だと改めて思いました。
かなり高いところまで上がりますが、そこから見た景色。香港のように急斜面に多くの家が並んでいます。
壮観な景色です。結構圧倒されます。
長崎港の方向。斜面の途中の家は、車では恐らく上がれないので結構大変だと思います。
エレベータの降り口はこんな感じでかなり高いところにあります。
山の中腹といった趣です。
さらにここからこのエレベーターに乗ってグラバー園にのぼっていきます。グラバー園の中は明日の書き込みで紹介します。。