週末の秘境秋山郷と秘湯貝掛温泉遠征その2です。秋山郷から津南町を経て、越後湯沢方面に向かう途中にあった、清津峡というところに寄ってみました。ここは「日本三大峡谷」のひとつだそうです。エメラルドグリーンの川と「柱状節理」という断崖で有名とのこと。
15:47、この清津峡に沿って作られた長いトンネルをくぐって峡谷を間近で見ることができます。
これはそのトンネル。片道で10分以上ありました。
トンネルの一番奥の景色。確かにエメラルドグリーンの急流は壮観でした。
全体はこんな感じでした。
16:01、清津峡を出発。宿泊地の奥湯沢・貝掛温泉に向かいます。
越後湯沢の温泉街やスキー場近くを通過、16:45、三国街道から奥に入った貝掛温泉にやってきました。ここは700年以上前の記録にもある歴史のある温泉というだけでなく、眼病に効くという温泉でもあります。温泉自体は源泉が36度程度のぬる湯ですが、ホウ酸成分が入っているため、本物の目薬の成分にも類似しているとのこと。昔はここのお湯で目薬を作って売っていたらしいです。
ぬる湯なので、錦鯉も泳いでいました。
ここは「日本秘湯を守る会」の会員旅館でもあります。露天風呂の写真は写せませんでしたが、これと同じ提灯がかかっていました。ぬるいので長い時間のんびりできて私としてはこういうのが大好きでございます。詳しくは貝掛温泉のHPをご覧くださいませ。
ひとっ風呂浴びたあと、夕食です。奥にあるのは鮎の塩焼き。山の幸が堪能できました。
これは白魚の卵とじ。卵を入れる前の状態ですが。。
これはイワナの刺身。川魚の刺身ってあまり食べた記憶がないので、思わず別料金で頼んでしまいました。。食事後、もう一度夜の露天風呂に入ったあと、何もしないで寝ようかと思ったら、なぜか無線LANが部屋で接続できたので、ブログ書き込みをしてから床につきました。。
翌朝、朝食後にさらにもう一度露天風呂へ。眼病にいいお湯なので、源泉で何度も目を洗わせていただきました。。
旅館の中庭。
10:07、貝掛温泉を出発。十分満足いたしました。
せっかくなので、旅館の佇まいを撮っておきました。
奥には滝も見えました。このあとは、近くに奥清津水力発電所併設のOKKYという見学スポットがあることがわかったので、大人の社会科見学をしてみました。
10:27、奥清津ダムにやってきました。昨日行った清津峡の上流にあたるわけです。
見学スペースになっている発電所の中。ここは揚水式発電所というものだそうです。日本最大級のロックフィルダムというところからの位置エネルギー?を使って発電するタイプ(いまいちよくわかってませんが)。目の前の丸いやつは、タービン上部にあたります。
これはひとつ下の階にあったタービン。ここの電気は首都圏に運ばれるとのこと。
ダム途中にかかる橋から見下ろしたところ。ここもエメラルドグリーンの水がきれいです。左側がOKKY。
右上がダム湖ですが、そこから巨大な滑り台のような水路が。
奥にあるごつごつした壁がロックフィルダムというもの。ごく簡単にいえば、現場の岩などをそのまま利用したものがロックフィルというものらしいです。10:46、奥清津ダムを出発、一路東京へ。
最後です。10:59、有名な苗場のスキーリゾートを通過したあたりから一枚。この山の向こう側が昨日行った秋山郷になるわけです。このあとは高速に乗らず、一般道で5時間くらいかけて自宅に帰りました。次の遠征はGWです。。