もう今日で8月は終わりですが、まだ夏休み・ひがし北海道遠征その11、20日のAMです。この日は朝8時頃根室市内の旅館を出発、まずは東に向かって根室半島の先端、納沙布岬に向かいます。この数年日本の端っこを毎年攻めていますが、今年は本土最東端でございます。
8:25、雨の中、納沙布岬到着。このあたりまで来たら雨がほとんど上がりました。
8:25、北方領土が間近に見える場所なので、やはりちょっと右翼っぽいいろいろな団体が寄贈した碑がたくさん並んでます。
8:26、灯台の奥の方にうっすらと北方領土が見えます。歯舞群島のひとつのようです。
拡大してみました。天気はこの日も最悪でしたが、島のような形が見えました。
8:28、こちらにも納沙布岬の碑です。
8:30、北方領土に関するさまざまな展示がされている「北方館」です。高校生ぐらいの団体が見学に来ていました。
8:30、カモメと北方領土。といっても北方領土は見えませんが。。
こんな位置関係です。天気が良ければ右側に歯舞群島、左に国後島、さらにその左に知床の山々も見えるんですね。次は天気の良いときに来てみたいものです。
8:32、よく見ると納沙布岬から一番近い、貝殻島の灯台が見えます。貝殻島は島といっても岩礁程度のようです。このあたり、ロシアの国境警備隊の警備範囲らしく、下手すると漁船が拿捕される場所です。
8:34、隣にあった巨大モニュメント。ちょっと北朝鮮みたいですが。。
背後にはこんな塔も。閑散とした場所にしてはちょっと巨大オブジェが多いような。。しかし、いろいろ日本の端っこに行ってみて思いますが、日本の場合は古い考え方に固執しすぎて、国境の活性化が全然進んでいないですね。領土問題を例えば10年間程度凍結して棚上げし、日露双方の自由貿易地域などに北方領土や隣接する根室などの地域を指定することで経済や人の交流を活性化するなんてことはできないんでしょうか。このままでは過疎化して衰退する一方です。「返せ北方領土」と一方的に言うだけでなく、提案型の思考が必要だと思います。戦後60年以上、どうも思考停止状態になっていることが多すぎるのではないでしょうか。
8:43、先ほどの北方館に入りました。そこにあった展示ですが、北方領土とは一番近いところでわずか4km弱という至近距離です。
さて、このあと納沙布岬で土産を買って出発。9:03、根室市内方向に戻る途中の馬の群れ。
9:07、まっすぐな道路。典型的な北海道的風景ですよね。
9:11、途中にあった北方原生花園。「原生花園」という名のところは、サロマ湖、小清水に続いて今回3ヶ所目。なんだかこの「原生花園」という言葉に惹かれます。。
9:12、根室海峡と4日間お世話になったレンタカーを写してみました。
9:32、根室市内に入って気づきましたが、主要な地番表示には日本語・英語の下にロシア語表記もあるんですね。2年前に行った稚内でもそうでした。もっとロシアとの交流が進めば良いと思います。
さて、再び昨日通過した風蓮湖で9:48一服。タンチョウも見てみたいものです。
9:49、この風蓮湖の景色もなかなかです。
しつこく風蓮湖。
10:17、釧路方面へ。まっすぐな道になると嬉しくなります。このあとは北海道らしい景色の中を釧路湿原まで一気に向かいます。
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