今日は幕張メッセで開催中の東京モーターショー2009に行ってきました。最近は上海のモーターショーが世界から注目されてしまって、東京のは前回に比べて明らかに規模が小さくなってましたね。個人的に関心のあるカーナビのブースがなくなっていましたし、日本メーカー以外は出展がほとんどなかったようです。日本の衰退がこんなところでも感じられます。
でも、そうはいうものの、各社ともエコカーの展示に熱心で、通常のハイブリッドのほか、プラグインハイブリッドとか、電気自動車とか、燃料電池車とか、環境に配慮した最新のクルマや、さまざまな技術を使った安全性強化のシステムとかはなかなか面白かったです。あと、最近よく話題になる「スマートグリッド」、これも電気自動車の導入が進めば家庭の電力と一体化し、クルマが家電のひとつになるというような斬新な動きはよかったと思います。今までの何でもあり、のような展示から、得意分野に絞ったアピールというのが今後のイノベーティブな世の中のあり方なのかもしれません。
お昼過ぎに幕張メッセに到着。このあたりは部品系のブース。自動車産業のすそ野の広さを感じます。
これは水素燃料のクルマ。
これはスバルのプラグインハイブリッドカー。こんな感じで家でも充電するわけですね。でも戸建の家でないとなかなか難しいですが。。
写真ではわかりにくいですが、道路上の標識を自動認識し、制限速度に合わせて自動的にクルマの速度を調節するといった技術。ラインから外れそうになったり、車間が詰まったときなども自動的にクルマ側で認識して安全を確保するといったこともできます。
これはルームミラー内蔵型バックカメラ。ギアをバックに入れると自動的に小さい画面がミラー上に登場します。
ホンダのブースのさまざまな斬新なコピー。「クルマは家電になるのだろうか。」、これ私としては気に入りました。
ホンダのハイブリッド、インサイト。
これは斬新なモデルのハイブリッドカー。ちなみにあとで気づきましたが、ドアミラーがありませんよね。ドア上部にカメラがついていて、車内のパソコンのような画面で両側の状況が見えるので、物理的なミラーは不要ってわけのようです。左前方の死角が透視できるような技術もどこかでやってました。そういえば、この前行ったインドでも、ドアミラーがついていないクルマがたくさん走っていましたが、ある意味インドも先進的なのかも。。
ホンダといえば二足歩行ロボットのアシモ。周りの人はその技術を応用した一輪車で踊る人たち。
こちらはマツダのエコカー。これもドアミラーがありませんね。。
これはダイハツのほのぼのとしたパフォーマンス。
これはトヨタのエコカー。
トヨタのハイブリッドカー、プリウスです。実は今日幕張に行く前、定期的に行っているディーラーでクルマを点検してもらったのですが、マイカーはすでに10年くらい乗っているので、そろそろ新車はどうかといつも勧められます。ちょうど今日はこのプリウスを勧められたので、今私としましては候補No.1です。でも、超人気で今予約しても納車は来年6月くらいとのことですが。。
こちらはプリウスの高級版、12月に発売予定のSAI。
これはトヨタのプラグインハイブリッド。
ケータイと連動してエコ関係の操作などいろいろできるようです。
こんな感じで家で蓄積した太陽光発電の電気とクルマの電池をうまく使って有効にエネルギーを使ったり、それをケータイから操作したりということができるようです。こういうのがスマートグリッドの一翼をなすということなんでしょう。
これもトヨタのエコカーだったかと。ハンドルの形が斬新です。
こんな感じで明日も続きます。温泉レポートで一日飛ばすかもしれませんが。。
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