この週末は自分のもっともお気に入りの万座温泉で一泊と、その前後に薬師温泉と星野温泉というところに行ってきました。万座温泉は1800mという高地にあり、硫黄臭の強い温泉らしい温泉ですが、いろいろ病気もあるので、転地療養という意味では心身ともに最適のところです。が、冬季に入るとなかなか行きにくくなるので、今年はこれが最後のチャンスということで行ってまいりました。
今回は関越道渋川伊香保ICで高速を降りて、吾妻川沿いに西に向かいました。途中、有名になった八ツ場ダムの工事現場を通過。ここは5月25日の日記でも写真を載せました。そのころはまだ話題になっていなかったので、人も少なかったですが、今回は手前にある「やんば館」という展示館を始めなんだかこのあたり人が多かったですね。
こちらは八ツ場ダム完成図。今の流れだともう完成することはないのでしょうが、よくテレビに出るさっきの橋脚以外に、すでに完成した橋やJR吾妻線の付け替え用橋脚もできていたりして、ちょっと困ったものです。しかし、この時期このあたりの吾妻峡の景色はすばらしく、そもそもダム計画地の上流も下流も人が結構住んでいて、かつ景観も良いこの場所にダムを作ろうと思うのが不自然かつ不可解であると思いました。
さて、草津・万座方面に向かう途中、ちょっと南下して浅間隠(あさまがくし)温泉郷というところにやってきました。ちょうど浅間山の裏にあたる人里離れた山の中という感じで、ここには薬師、鳩の湯、温川というそれぞれ一軒宿がある秘湯っぽいところです。が、そのうちのひとつ薬師温泉旅籠(はたご)というところは完全にテーマパーク化した施設になっています。
別名「かやぶきの郷」。茅葺きの家々と温泉がワンセットになっています。
こんな感じでかやぶきが並んでます。
この日は一部貸切で結婚式をやってました。100人くらいの団体が来てました。
こちらは内湯です。「滝見の湯」という露天風呂も隣にあります。
露天風呂から見える滝がこれ。
滝から湯屋を見たところ。ここも紅葉がきれいでした。
このあたり、まだ紅葉が美しかったです。
その後、草津温泉を通過、2000mまで登る志賀草津道路の頂上近くから。この道路はあと10日ほどで冬季通行止めになります。写真は草津温泉の方向。
反対側はこんな荒涼とした風景。
16時過ぎ、万座温泉の最深部にある日進館・万座温泉ホテルに到着。万座の温泉は、この2年くらいで、5か所目くらいになります。
部屋は湯畑に近いところ。今回はじゃらんネットの一人旅プランのようなやつを予約しましたが、じゃらんポイントで少し安く泊まれました。このホテルはおそらく昔からあった日進館というところが近隣の旅館や新設のホテルと一体化した感じになっていて、山の斜面に建物が点在し結構広い敷地に迷路のように立っています。泊まった部屋は、トイレは共同で昔からある旧館のようなところで、湯治宿のような雰囲気もありましたが、ロビー周辺はイベントもあり、団体客も多く、健康ランド的な部分も感じられました。
こちらは露天風呂・極楽湯。本館には内湯と露天が一体化したメインの浴場、新館にもちょっと品の良い感じの万天の湯というのもあり、すべて回ってみました。露天から見えた満天の星空、天気もよかったので最高でございました。。
こちらは今朝の朝焼け。6時過ぎです。
これも早朝の風景。このあと朝風呂に行きましたが、結構混んでました。
朝風呂後、見かけた野ウサギ。
こちらも朝の風景。左のほうにウサギもおります。このあと、朝食バイキングを食べて10時前に出発、万座ハイウェイを南下し、北軽井沢、中軽井沢を経由して帰路に。
途中、中軽井沢にある星野温泉トンボの湯という日帰り施設で一服。内湯でまるごとリンゴが100個以上は入ったリンゴ湯というのをやってました。このあと順調に14:30ごろには帰宅。天気もよく、温泉もよく、充実した週末でございました。これで紅葉温泉遠征は打ち止め。。
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