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テーマ:ドライブ・小旅行(1746)
カテゴリ:国内遠征
GW遠征その2です。鬼首温泉郷のあとは県境のトンネルを越え、秋田県の湯沢市に入ります。この日宿泊する山形県の肘折温泉までは特に行き先を考えていませんでしたが、いくつかの候補(岩手県の夏油(げとう)温泉、須川温泉など)に考えたところはちょっと遠すぎたので、距離的に近い泥湯温泉に行くことにしました。カーナビに泥湯温泉をセットし、快調に走っていたところ途中の泥湯温泉に分かれる道はまだ冬季閉鎖。この時期、まだたくさん通行止め区間があることにあらためて東北の山深いところの大変さを思い知ります。 そんなことで、遠回りする途中にあった、道の駅おがちで12:25一服。「おがち」は漢字では「雄勝」です。 泥湯温泉手前の山道で、13:08右側に川原毛地獄の蒸気が目に入りました。川原毛は2年前のGWの遠征で行ったところ。川原毛大湯滝という滝そのものが温泉になるということで有名なところですが、まだこの時期は先ほどの峯雲閣と同様、冷たくて入れないはず。 そして泥湯温泉に13:11到着。「絶対停車禁止」という硫化水素ガスが強いところをそろそろと通り過ぎて温泉街に到達。この雰囲気私大好きです。私の好きな万座温泉を非常に小ぶりにした感じで、温泉らしい硫黄の香りが漂う、東北でいえば八幡平、玉川、後生掛、乳頭などに共通する典型的湯治場風のところでございます。ちなみに駐車場は大半がまだ雪に埋まっており、泥湯の先の道路はまだ通行止めでした。 泥湯温泉といえばたぶんここ、奥山旅館の露天風呂です。 奥山旅館の石碑が工事中でした。 どこでお金を払ったらよいか迷っていたら、露天風呂から出てきた先客に教えられ、奥山旅館の本館?で500円を払いました。日帰り客は先ほどの露天風呂と、内湯っぽい半露天の両方に入れます。 露天風呂の入口です。 こちらが露天風呂。う~む、酸性度が強く、硫黄の白濁した素晴らしい温泉でございます。こんなところを独占できて感動いたしました。。 感動ついでに目線を少し下げてもう一枚。 角度を変えて一枚。奥の方で地獄からもうもうと湯気が上がっています。 こちらは「天狗ゆ」という名前の半露天の内湯。写真は撮れませんでしたが、渓流に面して湯船が二つあり、こちらも最高でございました。泥湯温泉、いつか湯治で1ヶ月くらい滞在したいと思いました。 泥湯温泉を出発、湯沢方面の山道を走る途中にあった三途川渓谷のところで14:29停車。ここは2年前には通過しただけでしたが、「三途の川」と同じネーミングにちょっと気になっていたところです。 橋から見える三途川。確かに三途の川を彷彿とさせる恐さと寂しさを感じさせられました。 その後、15:49JR新庄駅前を通過。山形新幹線の延長後の終着駅なので駅が結構新しいですね。 そして、16:56この日の宿泊地、肘折温泉郷に到着。肘折温泉は新庄市内から南下して山奥を結構走ったところにありますが、肘折に至る少し前の山はまだ一面が雪景色で感動しました。 こちらが温泉街。左側に「熱烈歓迎」の看板を出している旅館がありますが、中国人客はこんなところまで結構たくさん来るんでしょうか。。 宿で共同湯の無料券をもらい、早速旅館の目の前にあった上ノ湯に17:15やってきました。 こちらはその対面にあるレトロな雰囲気たっぷりの丸屋旅館。泊まったのはここでなくこの左2軒先のゑびす屋という旅館でした。ゑびす屋ではここから車で10分くらいの山の中に石抱温泉という野趣たっぷりの露天風呂を持っているのですが、残念ながらまだ雪の中で無理とのことでした。なお、「石抱」とは石を抱かないと、炭酸の強さで体が浮き上がってしまうというからだそうです。。 肘折温泉は開湯1200年という歴史的なところ。ここのお湯に入ると傷が治るといわれています。 温泉街の中央にあるレトロな郵便局。 19:13、こちらが夕食の山菜づくし。鯉の刺身、鮎の塩焼き以外は、こごみ、ウルイ、ニラ、山にんじんなどすべて山菜系。素朴な山菜料理はいかにも体に良さそう。こごみという山菜が特に気に入ったので、このあと随所で写真が登場します。。このあと旅館の内風呂でしばし疲れをとり、早めに床につきました。一日目の行程はここまで。
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