さて、昨日の続き、約3週間前の上海万博で撮った写真でございます。
「情報通信館」というパビリオンに1時間弱並んでやっと入れました。ここでは見学者にゲーム機大の端末が渡され、この端末連動でいろいろなことができます。が、私を含め全体の1割くらいはなぜか反応せず、そのあたりのアバウトさはやはり中国ということでしょうか。
同じパビリオンの大画面シアター。北極?の場面では上から本物の雪も降ってきました。
これは黄浦江をはさんで反対側、浦東会場にある世博文化中心と中国国家館。
石油館です。
その近くには讃岐うどんや、はな丸がありました。最近の中国は結構日本化しているところもありますが、それを感じさせる一端です。
石油館にあった洋上ガス田の模型。こんな構造になっているんですねえ。資源を爆食する今の中国を象徴するようなブツですね。
なぜか気になったのでもう一枚。長崎県の軍艦島の現代版といったところでしょうか。。
こちらはコカコーラ館。
国有送電会社、国家電網のパビリオン。壁面が波を打っているような構造でなかなかきれいでした。
日本産業館まで来ました。本当は入りたかったのですが、1時間半待ちだったので断念。
日本産業館の1階には協賛企業のひとつミキハウスの店舗がありました。最近の成金中国人は子供にさらにお金をかけますので、ミキハウスはなかなかの人気のようです。
日本産業館の出展企業一覧です。
同じく1階にあったたこ焼き屋。たこ焼きは中国語では「章魚丸子」です。ちなみに「ちびまる子ちゃん」は「桜桃小丸子」。ちょっと似てます。。
たこ焼き屋も行列してました。
ちょうど横ではパレードをやってました。
こんなのも来ました。
日本産業館を最後にこの日は浦西側を2時間程度の駆け足で回った感じです。
帰路は違うルートで帰りました。最近開通した地下鉄はきれいです。ここもホームドアのある最新型です。
上海でもまだまだ数は少ないですが、おサイフケータイ対応(もちろん日本のと方式が違うので日本のケータイは使えませんが)の改札もありました。中国語では「手機銭包」。
再び南京東路の歩行者天国に来ました。こちらはユニクロの入ったビル。日本からは長袖のワイシャツしか持っていかなかったので、半袖のを一枚ここで買いました。ユニクロは南京西路というここの二つ先の駅直結で大型旗艦店をごく最近開店しました。現地の感覚では日本ほど割安感はないような価格ではありますが、最近の中間層拡大で少し前に比べてだいぶ人気が上がっているようです。
地下鉄の駅構内の電子ブックリーダの看板。行きの飛行機内にあった宣伝と同じメーカーですね。
南京東路駅のホームです。上の画面はあと何分で電車が来るという表示ですが、なかなか情報量が多く先進的です。下の右側はテーマパークの看板ですね(「中華恐竜園」と書いてあります)。こういうのを見ても中国の変化を感じますね。
このブログの初期のころに85年の上海・人民広場で撮った写真を載せたことがあります。南京東路もそのときに外灘まで歩いた記憶があります。あのころは浦東の高層ビルなど全くなく、さびれた漁村でしたし、南京路も人ばっかり多いだけでうす暗く、正直そのときの上海の印象はとても悪かったですが、もうそのころとは全く違う世界になってますね。10年前の北京駐在時にも何度も上海には来て、だいぶ印象は良くなりましたが、今はとても面白いところになったものです。戦前は東京よりも栄えていたという上海ですから、ある意味その時代に戻った、ということなのでしょうか。。