テレビでは日本VSパラグアイ戦が始まりました。奇跡が続くような気がします。。
さて、3週間前の上海万博の続き。前日の日曜日の午後数時間、企業パビリオン中心の浦西会場に3時間程度滞在しました。月曜日も夕方のアポまで時間をとったので、きっと平日だし、浦東会場はたくさんの各国パビリオンがあるので、たくさん見れるだろうと思っていたら、大甘でございました。。朝っぱらから人の多さと暑さで正直まいりました。。。
2日目は会場内に乗り入れている専用地下鉄の浦東側の駅で降りました。
会場から通りを隔てたところにある民家。よく見ると建物自体はとても古く、通りに面している側だけきれいにしています。中が見えないように高い塀も意図的なものを感じます。北京五輪のときも、開発が間に合わなかった地域は通りに面した側のみ化粧直ししてましたが、まったく同じことが行われていますね。このあたり、もともとは古い住宅街と工場跡地だったのでしょうが、市街地のど真ん中に近いようなところをよく広大な会場を確保できたものだと、ある意味関心してしまったりもします。。
入場はやはりどの入口もセキュリティチェックが厳重です。ただ、前日にライターをとられたので、ちょっと学習してこの日はホテルのマッチをカバンに入れておきました。そもそも前日、会場内でタバコを吸っている現地人もたくさんいたので、それに倣って現地化させていただきました。。
中に入るとこの人の数。あいやー。月曜日の10時過ぎくらいだというのに、信じられません。あとになってわかりましたが、開門の9時より前に並ばないと、人気のあるパビリオンには入れません。あいやー。
赤色のキャップを被った田舎からの観光団の集団や小学生の社会科見学とおぼしきグループもたくさんいました。中国政府も必死に動員しているという報道もありますが、基本的にきっかけさえ作れば雲霞のごとく、この国では大量の人はほっておいても集まってくると思います。
今このあたりにいます。浦東会場(地図では南が上になってます)の欧州広場あたりです。
ポルトガル(葡萄牙)館。こんな感じでマイナーな国のものであってもどこのパビリオンも1時間待ちは当たり前。ただ、国マニアなもので、いろんな国が集まっているのと、中国語で国名を見ると嬉しくなります。
ボスニア・ヘルツェゴビナ館。中国語では「波黒館」。日本語にすればボヘミアの「ボ」とヘルツェゴビナの「ヘ」を合わせて「ボヘ館」というような言い方になります。こういう中国語の構造は言語マニアとして前から最も面白いと思っているところです。
小規模な国は「○○聯合館」というところに集まって出展していますが、これは欧州聯合館にある「黒山」館。旧ユーゴのモンテネグロがなぜ「黒山」になるかといえば、イタリア語(セルビア語でかもしれませんが)でモンテは「山」、ネグロは「黒」なので中国語では直訳してこうなります。スイスにあるモンブラン(Mont Blanc)はフランス語ですが、それもたぶん中国語では「白山」と訳していたかと思います。
ハンガリー館前の事前予約機。誰も使っていませんでしたが、役に立つのでしょうか。。万博のIT化を取材に行ったわけですが、パビリオンの中にほとんど入れなかったのでこんな写真でご勘弁といった感じでございます。まだまだ先へ続く。。
試合開始から30分経ちましたが、まだ0対0ですね。奇跡を期待!