続きです。欧州各国のパビリオンが固まっているエリアの次は、中南米方面です。
キューバ(古巴)館です。ここはすいていたので中に入ってみました。
ハバナの景色でしょうか。すいているパビリオンは大体こんな感じの張りぼてというか、ほとんど金をかけていない国のものが多かったです。建物以外はどうも高校の文化祭くらいの展示内容って感じもしますね。
ベネズエラ(委内瑞拉)館。すいているように見えますが、左側のほうに長蛇の列があります。石油成金の国のパビリオンはなかなか立派です。あの変人というか好戦的なチャベス大統領の国でございます。。
メキシコ(墨西哥)館。独特です。
こちらはブラジル(巴西)館。手前のバスは会場内を循環する電気で動くエコバス。ただ、これに乗るのも相当並ばないといけません。
会場内にあったファミリーマート(中国語では「全家」)。10年前くらいに最初に出展したコンビニはローソン(羅森)でしたが、今は全家が席巻している感じですね。ローカル系のコンビニも多かったですが。ちなみにファミマの左側の店では、各パビリオンを回ってスタンプを集めるための見た目本物のパスポートそっくりのスタンプ帳を買おうとする人の長い列。子供だけでなく大人も、スタンプ集めに必死な人が多かったです。
その近くには小型の電気自動車(EV)の群れも。ゴルフ場の電動カートみたいですが、一度運転してみたいですね。中国は国策でEV振興をしていますので、あっという間にEV大国になりつつあります。。
アメリカ(美国)館の外観は意外と地味でした。
アフリカ方面に移ります。昔アフリカ関係の仕事をしていたので、このエリアは関心大です。また、最近の中国のアフリカへの影響力増大もあり、中国側も資源確保の国策からパビリオンにも相当資金的援助をしていたんでしょうね。写真は左がアルジェリア(阿爾及利亜)館、右がアンゴラ(安哥拉)館。両方とも資源国ですね。
左が今W杯開催中の南アフリカ(南非)館、右がエジプト(埃及)館。このあたりもとても混んでました。
こちらはアフリカの小国が集まる巨大なアフリカ連合館(非洲聯合館)。単独では出展できない国は、おそらく中国側がカネを出してここにまとめて出展させた感じなんだろうと想像します。
アフリカ連合館の中、レソト(莱索托)が見えます。連合館は並ばずに入れましたが、中は相当ごった返しています。
マダガスカル(馬達加斯加)です。私としてはアフリカのこういう国が集まっていて、かつ漢字で国名が書いてあるとちょっと嬉しくなるマニアです。しかし、ここに見に来ている中国人はほとんどそんな国名も知らないようで、まわりに「マ、マダ・・・」と読みにくそうに発音している中国人をたくさん見ました。
こんな感じでパスポートそっくりのスタンプ帳にスタンプを押してもらうわけです。アフリカ連合館は国の数が多いので、その目的で来る人も多いように感じました。
ソマリア(索馬里)のブース。ソマリアは最近では海賊の出身地で有名になってますが、今は国を正式に代表する政府はないはず。ここに出展しているのはもしかして海賊だったりして。。
ルワンダ(廬旺達)、スーダン(蘇丹)、エリトリア(厄立特里亜)。
ギニアビサウ(幾内亜比紹)、マリ(馬里)、ベナン(貝寧)。
カボベルデ(佛得角)、赤道ギニア(赤道幾内亜)。
コンゴ民主共和国(旧ザイール、中国語では剛果(金)、つまりコンゴ・キンシャサと書いてあります。ちなみにもうひとつのコンゴは剛果(布)、コンゴ・ブラザビル。こんなことに関心のある中国人は皆無でしょうね)、チャド(乍得)。
そんなことでまだまだ続く。。