昨日のCEATEC@幕張メッセの続きです。
こちらはドコモの仮想現実(AR)の展示。去年から「セカイカメラ」などが話題になっています。並んでいたのでどういうものかいまいちわからなかったですが。。
これもAR。中央のおねえさんが掛けているヘッドマウントディスプレイでたぶん目の前に浮遊物がみえる感じなんでしょう。そういえば、2カ月前の上海浦東空港で、ARとはちょっと違いますがあのようなメガネをかけると映画が数メートル先に見えるようなブツを売ってたことを思い出しました。
これは確か新製品のGalaxy Tabだったでしょうか。iPadよりは一回り小さめ。
これは最近ドコモが始めたドライブネット。一部のカーナビ向けに情報配信するヤツ。前の写真もGalaxy Tabでなく、これと同じ流れのカーテレマティクス関係だったですね。
ドコモなどが出資してもうすぐサービスを始めるモバイル放送(mmbi)のブース。ピンクのどぎつい色彩が印象的。
ドコモとmmbiが並んでいます。ドコモの看板したは年末に始まる次世代のLTE、クロッシィ。
今年の特徴として、クルマの関係が目立っていたことでしょうか。スマートグリッドが現実のものになりつつあるので、クルマも家電の仲間入りということで家電の展示会に登場というわけです。
電気自動車もそこかしこに。真ん中のが急速充電ステーション。ああいうのが増えてくれば電気自動車普及さらにはスマートグリッド普及も進むでしょう。夜ケータイ充電するのと同じようにクルマも充電したり、廃熱を充電に利用したりなどいろいろできそうです。
地図のゼンリン。地図コンテンツをいくつかの自治体向けに紙媒体、ケータイその他で配信するビジネスを始めているようです。ゼンリンがCEATECに大規模のブースを出すのは初めてかも。ゼンリンの地図データベースはGoogle Mapなどにも使われていますが、住宅地図作成での地道な仕事がいろいろなところに生きてくるのは地図マニアとしても嬉しいものです。
こちらはライフヘルスプラザというヘルスケアの共同展示。ヘルスケアも最近の重要なITのキーワードです。
最近やってませんが、オムロンの歩数計や体重計の連携などは関心ある分野です。血圧計も気になります。
うちの実家の年老いた両親には充電が始まると私に見守りSMSが飛んでくるようにらくらくホンを設定していますが、こういうのがあるともっと便利かも。
パイオニアといえばカーナビのCarrozzelia(スペル違うかも)。
車載機のディスプレーも高度化してます。
シャープはau向けにAndroidスマートフォンを提供し始めたということで、今年の目玉のひとつになってました。
さらにもっと目玉なのは、タブレットPC、その名も「ガラパゴス」。日本のケータイのガラパゴスを逆手にとったなかなかのネーミング。
こちらがガラパゴス。iPhoneよりはちょっと大きめ、iPadよりはやや小さめ。電子書籍をめくる感じはiPadとよく似てます。
最後にソニーの3D。これはメガネをかけて見る超大画面のブースです。対面にあったパナソニックのブースには裸眼でも見れる3Dをやっていましたが、長蛇の列で諦め。去年もそうでしたが、今年の最大のキーワードはやはりこの3D。だんだんと手を伸ばせるところまで来た感じです。
こうやってみると、毎年思いますが日本の技術はどこも素晴らしいです。なぜ世界で通用しなくなったのか、とても不思議です。見せ物と売り物の違いが認識できていないところが最大の問題なんでしょうね。ということで明後日からは北京の同種の展示会に行ってきます。。