久しぶりの書き込みになりました。もともと年度末で加速度的に忙しくなっていたのに加えて大震災の間接的影響もあって忙しさに拍車がかかりましたが、年度が代わり、やっと日曜日に時間がとれました。
この間テレビなどのオールドメディアやツイッターなどの新しいメディアでいろいろな報道や識者といわれる人たちの発言をみていましたが、結局のところ相変わらず無責任に不安を煽るマッチポンプ状態の報道、ツイッターにしても一部のちゃんとした人の発言を除き、批判や揚げ足とりの書き込み、鬼の首をとったような発言を続ける一部の輩など、見るに堪えないものが多すぎて辟易とします。まず被災者、被災地に対してどんな行動をしたのか、もし言うだけで何も行動していないのなら(私を含めて)黙ってろ、と言いたいところです。
そんなことを少し考えながら、今日は久しぶりに東北道方面へ向かいました。震災前に行こうと思っていた奥日光の湯元温泉に行ってみることにしました。朝8時すぎに自宅を出発、片道約170kmの道のりです。
9:09、東北道といえばまず佐野SAのうさぎ。朝のこの時間帯はうさぎが元気に動き回っていました。道中、「災害派遣」というステッカーが貼られた自衛隊のトラックや東京消防庁の消防車を目にしました。ご苦労様ですと車の中から敬礼させていただきました。。
東北道から日光宇都宮道路を経由、いろは坂を上り、10:19中禅寺湖前まで来ました。しかし、道路はどこもガラガラ。先ほどのニュースでやっていましたが、日光を訪れる客は例年の1割以下。日光はこれまで何度も来ていますが、春休みシーズンだというのに、いろは坂をはじめ異様な静けさで訪問客も閑散。こんな状況では観光地の経済がままならなくなってしまいます。福島県の隣の栃木県ということで、いらぬ心配をする人が多いのかもしれませんが、なんで日本人はこんなに○か×かの二者択一的自粛をするんでしょうか。もっと△な人がいてもいいと思いますが。日光はそれ以前にもしかすると、外国人観光客が大半で、そのかなりの割合を占めていた中国人など近隣アジア諸国からの観光客が減ってしまったのでは。。
10:44、中禅寺湖の先にある戦場ヶ原のさらに奥、日光湯元温泉まで来ました。このあたり、雪がまだたくさん残っています。
湯元温泉の眼前にある湯の湖です。美しい風景でございます。。
カモのアップ。
湖畔です。
こんな高さまで雪が。
湯の湖を離れ、温泉街へ。
11:28、行こうと思っていた日帰り温泉施設は休みだったので、隣にあった源泉・湯の香という小ぢんまりとした旅館に入りました。こちらは内湯。ここは硫酸泉で緑がかったお湯の色です。
こちらは露天風呂。いいお湯でございました。
温泉目線です。この左のほうに源泉が出ている「温泉寺」というのもありました。
11:47、源泉・湯の香を出発。せっかくなのでもう一軒、休暇村・日光湯元というところにも寄りました。こちらは立派なホテルのような施設。
12:51、風呂上りに一枚。建物のつららが印象的。
休暇村・日光湯元を遠目に。ここの風呂はやや白濁した内風呂と、透明な露天(HPをみると白濁色に見えるので日によって色が変わるのかも)、いずれもナイスでした。
13:02、帰路の戦場ヶ原。
13:49、日光道の日光口PAで食べたゆばそば。日光といえば「ゆば」。その後帰りの高速も車が少なく、16:00ごろには自宅到着。みなさん、もっとお出かけして消費をしましょうよ。そうしないと被災地に向かうお金が減ることはもちろん、遠くの関係ない方々の生活まで苦しくなってしまいますよ。それくらいしかできることのない私は今後もそうし続けます。。