8月9日、グリーンランドのクルスクがまだ続きます。
11:59、土産物屋の鳥。
このTシャツを記念に買いました。KALAALLIT NUNAATというのはグリーンランド語での国名です。
12:16、土産物屋を出て、みんなでまた出発。
12:18、村唯一の教会です。ここでガイドの方がグリーンランドの文化や生活などについて説明をしてくれました。印象的だった話は、グリーンランドの人々の平均寿命は60歳代であること。アイスランドは世界レベルの有数の長寿国ですが、そのすぐ近くのグリーンランドとそんなに寿命の違いがあるのは食べ物の違いが大きいそうです。グリーンランド人は、アザラシなど動物を捕えて食べる狩猟が基本で、野菜はほとんどなく、栄養が偏っているというのが原因らしいです。人間の寿命は物理的な環境と心理的ストレスで決まるといいますが、こんなにこの世から隔絶され、現在ではデンマーク本国の手厚い保護で悠々自適とした生活の中であまり心理的なストレスがないようなところでも、あとから持ち込まれた飲酒などの習慣などから来るものも多いのかもしれません。実際、タバコなどもパイプで吸っている男性も多くみかけました。たまに来る我々観光客は絶景に感動しますが、住んでいる方々にはやはりいろいろな意味で厳しい環境なんでしょうか。
12:26、教会を一枚。
電灯ですが、どこから電気を持ってきているのか気になります。
12:31、イヌイットの人たち。みんなタバコを吸ってました。ちなみにこの人たちはのちほどボートの船頭になる方々ですが、このときはなぜ暇そうにここに佇んでいるのかわかりませんでした。
12:31、のちほどこのボートで流氷をすり抜けて戻ることになります。
12:34、このツアーのプログラムのひとつだったのでしょうか、カヌーに乗ったイヌイットの人がモリを投げて魚を捕る真似を何回もしてくれました。
12:37、このあとこのデンマーク系のおじさんの家の中でここの暮らしについての話を聞きます。
魚をこんな感じで干物にして食べるそうです。日本とあまり変わりません。
12:41、この方はかつてデンマーク本国から建設労働者?としてここクルスクに来たそうです。その後イヌイットの女性と結婚してここに定住することにしたそうです。その奥さんは残念ながら今入院中とのこと。
クルスク村で採れる食べ物。正直言って食材はかなり限定されていますね。
クルスク村の人がすべて手作業で作った民族衣装。
アザラシの皮とかなんでしょうが、手が相当かかっています。手前のPCには冬場の雪で覆われたこの家の写真が写されています。「今、グリーンランドは地下資源が有望視されていますがどう思いますか」という質問に、おじさんは「私としては資源が発見されないほうがよいと思っている。そうなったらここはすべて変わってしまう」と答えていたことが印象に残っています。
13:06、12名のツアー団が3つのボートに分かれて乗船。私はこの赤い帽子のおじさんんの操舵する船に4名で乗りました。
13:07、先ほどの村がだんだん遠くに。
13:08、向かう方向はこんな景色。
13:09、流氷の群れに突っ込んで行きます。
13:09、間近に見る流氷は素晴らしく美しいです。そんな感じで流氷が続きます。。